光熱費を抑える家づくり | 住まいのすゝめ

住まいのすゝめ

快適・健康・節約の住まいを目指すあなたに
生活の基盤をバランスよく設計するコツをお伝えします
このブログではヒントや事例が満載です
一緒に理想の住まいづくりを楽しみましょう

 

新しい家を建てる際には、多くの人が光熱費のことを考えます。日本では、他の先進国と比べても光熱費が家計に占める割合が高く、これが家計を圧迫する大きな要因となっています。そんな中で、家の設計に「パッシブデザイン」を取り入れることが、光熱費を抑える賢い方法と言えるでしょう。

パッシブデザインとは、夏は太陽の光を遮り、冬は太陽の光を家に取り込む設計のことです。昔の日本の家々は、このパッシブデザインを自然と取り入れていましたが、現代では見落とされがちです。特に、モダンなデザインの家では庇がないことが多く、結果として光熱費がかさむ家が増えています。

また、大手住宅メーカーが作る家は、高断熱高気密性能を重視しながらも、パッシブデザインを採用していないため、エアコンに頼りがちです。これが、光熱費の高騰につながっているのです。家を購入する際には、光熱費を抑えることができるという誤解を持たずに、パッシブデザインを意識した家づくりを心がけることが大切です。

光熱費の高騰は、家計に大きな影響を及ぼし、住宅ローンの支払いにも影響します。当初は毎月2万円だと思っていた光熱費が、3〜4万円に高騰することもあります。これが家計を圧迫し、住宅ローン破産予備軍を増やしているのです。

省エネ対策としてエアコンを使わずに我慢する家庭も増えていますが、これは体調を崩す原因にもなりかねません。そこで、住宅ローンのシミュレーションをする際には、光熱費が年3〜5%高騰することを考慮に入れるようにしましょう。これにより、将来的に苦しい思いをすることを防げます。

家は幸せを形にする場所です。光熱費に悩まされることなく、家族が幸せに暮らせるように、賢い家づくりを心がけてください。私たちは、あなたの家が家族にとって幸せな場所になることを願っています。

 

関連サイト:パッシブデザインとは?メリット・デメリット、成功事例を紹介

 

動画:トンボハウス【YouTube】