床材で変わる住まい | 住まいのすゝめ

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新しい家づくりを考えている方にとって、床材の選び方はとても重要です。床材は、家の中で一番身近に触れるものですから、その質感や温もりは、住まいの快適さに大きく関わります。しかし、床材にはさまざまな種類があります。それぞれにメリットとデメリットがあります。どのような床材を選ぶかは、自分の好みやニーズによって変わります。ここでは、床材の種類とその特徴について、簡単にご紹介します。

まず、最も一般的な床材は「複層フローリング」です。これは、合板の表面に薄くスライスした板を貼ったものです。この床材のメリットは、価格が安くて耐久性が高く、施工も簡単だということです。コストパフォーマンスを重視する方には、おすすめの床材です。しかし、デメリットもあります。木の本来の風合いや香りが失われているということです。素足で歩くと、硬さや冷たさを感じることがあります。木の魅力を味わいたい方には、向いていないかもしれません。

次に、「シートフロア」です。これは、プラスティックに木目を印刷したものです。この床材のメリットは、メンテナンスが楽で、水や汚れに強いということです。見た目は木に似ていますが、触れると違いがわかります。質感はもちろん、呼吸性や吸湿性もありません。機能性を重視する方には、おすすめの床材です。しかし、デメリットもあります。木の魅力を感じることはできません。自然な雰囲気や快適さを求める方には、向いていないかもしれません。

最後に、「無塗装の無垢の木」です。無垢の木とは、一本の木から切り出した板のことです。この床材のメリットは、自然で美しく、心地よいということです。木の本来の風合いや香りがそのまま残っています。素足で歩くと、柔らかさや温もりを感じます。また、呼吸性や吸湿性が高く、足裏の汗をサラッと吸ってくれます。自然な雰囲気や快適さを求める方には、おすすめの床材です。しかし、デメリットもあります。汚れや水に弱いということです。無垢の木は水に触れるとささくれ立ったり、変色したりすることがあります。また、汚れが付着すると、落とすのが難しいことがあります。そこで、保護のために塗ることが必要です。しかし、一般的な塗料は合成化学物質が多く含まれており、木の自然らしさを損なってしまうことがあります。そこで、天然の素材だけを主成分としてつくられた自然塗料で仕上げることがおすすめです。自然塗料は、木の表面に薄い膜を作り、汚れや水から守ってくれます。また、木の呼吸性や吸湿性を損なわず、木の色や質感を引き出してくれます。

以上が、床材の種類とその特徴についての簡単な説明です。床材を選ぶときは、見た目だけでなく、触れたときの感覚や木の本質も考えることが大切です。自分の好みやニーズに合った床材を選ぶことができれば、住まいがもっと快適になるでしょう。あなたは、どのような床材を選びますか。

 

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