8月3日
劇団☆新感線「髑髏城の七人」season鳥
IHIステージアラウンド東京 にて
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客席が360度回る劇場で、観てきました。
回ってきました。
新感線の作品は出演者次第で観に行くのですが
天魔王が再びの未來君で、捨の助がサダヲさん!
観に行かずにいられるわけが無い。
平日ならお席取れ易いのじゃないかしら?と申し込めば最前列でした。
ほぼ中央でした。きゃーー!!
でもお芝居観るのに最前列ではしんどいことがほとんどなのです。
ステージを見上げてないと見えへんので首疲れるし
ステージ全体が見えないので色々見逃すし。
結果、隅々までは見え辛かったですが首は痛くなってない。
ステージが低めでした。
そして近かった!!すぐそこよ。手を伸ばせば届く近さよ。
至極の眼福。
美しい人たちだらけでした。

チケットが1万3千円と、ちょっと高いのですわ。
しかし値段の分ありますわ。
満足でした。
久しぶりに、作品を観て幸せ気分になれましたわ。
初めての体験なのが大きいと思いますが
ほんまに初めての体験でしたので、刺激的でしたわ。
さすが新感線!やと思います。
これ、日本で出来る団体が他にあるのかしら?と思う。

前回ドクロ城をみたのは未來君が天魔王をしていた2011年の公演。
それをベースに観てしまうので
今回のは少しコミカルな印象を受けました。
天魔王が怖いのやけどチャーミング。
それで余計に怖い。
11年天魔王が蘇生してパワーアップしたような印象を受けていました。
赤い衣装に白い髪の毛、顔色悪いし常に狂ってる。
そして西洋かぶれ。
ほんで歌うし踊る。
かっこいい。かっこよかったです。
たまに隅のほうでいたずらしてはる。かわいい。

最近観てた未来君ステージが難解なものが多くて、
久しぶりにわかりやすい役だったので、ホッとして見られたのも良かったですわ。
ダンスが少なめだったのが残念でしたが、
要所要所で舞わはるのに、ひゃーー♪ひゃーー♪いうてました。
美しいのよ。
マントさばきもトレビアンなのです。シュ!シュ!て。
美しかった。思い出しうっとり。
あと、金色のダンスシューズでした。

全体の印象は、お話の深みがちょっと…な感じでした。
場面転換がスムーズな分、1場面が短くて話がササーと済んでしまう。
話は知ってるので追えるのですが、なんか説得力が足りないなーと思っていました。
客席が回るのは楽しいです。
映像と回転が合わさっての迫力が楽しかったです。
セットもさすがのクオリティでしたわーー
川流れてたし。(プールの匂いがした)
カーテンコールもステキだった。
興奮しぱなしでした。
堪能しました。

終演後、退席しますやん
ステージ部分を歩けるのよ。
松雪さんが演じてはったところを歩けるのよ。
そういうのも嬉しい。

新幹線日帰りで、ちょっと散財してしまいましたけど
観られてよかったと思います。
良質の刺激をたっぷり得られました。
どうでもですが翌日、
好きな役者さんも同じ日に公演を観にいらしていたとツイートしてはり
休憩時間とか退出時にもっとキョロキョロしていたら見かけられたかもしれぬのに!
ぐぬぬーーと思っていた次第。

風ドクロ、月ドクロも観たいですわー。