7月16日
「太陽2068」
Bunkamuraシアターコクーンにて。

剛にゃん舞台!初主演芝居!行ってきました。
17日が京都は祇園祭の山鉾巡行で祭り地域内にある職場はお休みになるので、
昼公演日帰りを狙ったのですが、17日は休演日じゃったよ。。。
なので、前日16日のステージを見て泊まってのんびりしてきました。
剛にゃん、綾野剛氏の舞台は2作目です。
前出演作のサイケデリックペインは話が好みじゃなくてあんまりー・・・で
今作は期待しつつも蜷川氏作品があまり好きじゃないので、ボチボチと。
剛にゃんを観るのが全て!の気持ちで御座いました。
それにしてはお席が遠くてぎゃふんでしたのですわ。
シアターコクーンはステージと客席最後列との距離が27mとコンパクトなのだそうですが
後ろから5列目くらいでしたから、やっぱり小さいのよ。
傾斜がゆるいのか、前の人の頭が視界をものすごく邪魔するし、ぎゃふんぎゃふん。
それでもステージの全体は見えたし、オペラグラスで剛にゃんの表情を確かめつつ全身も見つつ、動きが可愛いしうほうほ♪でしたわ。
18歳男子の役でした。
18歳男子でした。
大好きな役者さんなので贔屓目に見るのもあるけれど、上手!
魅力的な演技をしはる。
へらへらしてもうたわ。
開演前に隣席の女子が軽くネタばらしトークをしていたのでイヤん!と思っていたのですが
芝居のラストで剛にゃんと成宮さんが客席の後列までくると!
その女子の友人が先に舞台を観ていてそのときは剛にゃん下手側通路を来たのだと。
私のお席は上手側、心の中でその方たちと一緒になって残念がっていましたら
その日は上手側通路を駆けてこられましたわ!!
すぐそこを駆けていかれたわ!
もちろん役のまま、芝居をしている状態なので客席には見向きもなされないけれど
キリリとしかし笑顔のお顔がまぶしかったわよ。ステキだったわよ。
そのラストシーンのインパクトに「ステキ芝居だった!」と思ってしまう感は否めませんが
面白かったけれど、いやでもそんなそんなには面白いものではなかったです。
近未来(2068年)の日本の集落が舞台で、夜にしか生きられない人と昼夜生きられる人とに世界が分かれてしまう。
それぞれに生きる人たち、若者の葛藤とか親子友人の関係とか云々。
世界観が手塚治虫マンガぽいな・・・と感じていました。
舞台セットも衣装もさすがに作りこまれているのですが、未来というより昭和な感じをうけるし
それまで歌入りの曲は無かったのにラストシーンはホテル・カリフォルニアが流れるし
その曲を使う意味があるのだろうけれど、
とりあえず古臭いイメージがずっとありましてん。
個々の芝居はとても魅力的で魅入りました。
がっつり芝居を観た!感じです、いうても満足です。
観劇中、ネタばらし女子の反対側隣席のお姉さんのクセが強くて時折気が逸れていました。
舌打ちしはるのよ、前列の人が動くたびにステージが見えづらくなるのにイライラされてたり
後ろの人がカバンをガサガサさせたり背もたれ蹴ったり(それは私も鬱陶しいと思う!)するのに
後ろ向いて「チッ!」てあからさまにしはるのにドキドキしました。
そのくせめっさ前のめりになって観てるし(後ろの人に非常に迷惑なことです)
たびたびドシン!て座りなおすからびっくりするし、
運・不運ですわな、お席のことは。
しかし最低限のマナー、エチケットですわな。