3月9日土曜
マクベス
原作:ウイリアム・シェイクスピア
翻訳:河合祥一郎
構成・演出:野村萬斎
出演:野村萬斎 秋山菜津子
   小林桂太 高田恵篤 福士惠二
サンケイホールブリーゼにて。
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かっこいい!!萬斎さんかっこいいよ!!
眼が!見る人を射抜くような眼がステキなのよ!
お髭と白シャツの衿元とか、あははん♪好きーーー!!
ただ姿を見ているだけでも興奮できましたから
お芝居になると、もう!ちょっとステキ過ぎて大変でしたわ!!
 
お話はシェイクスピアの「マクベス」そのままです。
衣装や舞台セットは「和」ですが登場人物の名前は原作のまま。
3人の魔女は3人の魔おっちゃん・・・
でもその魔女の登場シーンからおもしろくてたちまち引き込まれました。
(天井から黒いゴミ袋がベタン!ベタン!と落ちてくる、それにまぎれるように黒いボロを纏った魔女が床にうずくまっていた)
引き込まれたところで萬斎マクベスの舞(美しい!!)でトロントロン状態でしたわ。
 
そして色彩がとても綺麗だったのが印象に残っています。
天井から降る赤い木の葉と雪の、醒めるような赤と白。
幕に描かれた飛んでくる矢の濃紺と白のコントラスト。
マクベスの王冠のミドリとか、ハッ!とするシーンが何度もありました。
動く森、地面を雪が覆う様・・・ステキだったわ。
無駄のない洗練された舞台だと思います。
 
萬斎さんのシェイクスピア劇はリチャード3世(国盗人)も観ています。それもステキだったけれど
こちらもまた!
わー・・・また観たい。