7月14日
ウーマンリヴvol.12 SAD SONG FOR UGRY DAUGHTER
作・演出:宮藤官九郎
出演:松尾スズキ 
    宮崎あおい 田辺誠一 荒川良々 宍戸美和公 少路勇介 矢本悠馬 宮藤官九郎
    岩松了
シアタードラマシティにて。
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大好きなおもしろ具合!大好きな理不尽具合!!ビバビバ☆
しょっぱなからのぶち壊し感、考えるな、とりあえず笑とけ!
・・・そんな感じでした。
何か抜け出ちゃった?くらい大笑いして非常にすっきりしました。
 
東京下町の老舗和菓子屋が舞台で
職人の頑固親父と5年ぶりに帰ってきた娘、その彼氏、継母とか義弟とかその恋敵とか未来人ボイジャーとか。
「なんかレトロな感じ~」と、
開演前のロビーでリピーターの方が話しているのが聞こえてしまって
ネタばらし的なことをこんなトコで他人に聞こえる音量ではなすなよーーあほーと思っていましたが
レトロな感じとはちょっと違うね。
時代設定は現代だし、未来人が出てくるしー。
 
ひとつひとつのエピソードは珍しくない、親子関係、恋愛問題、不登校のこととか
娘の彼氏が父親と同年代だーとか。
そこに未来人ボイジャーよ。
2年先の未来からやってきたボイジャー。
ボイジャーが力強く良いことを言うのよ。
見た目には一番説得力がないのに、そのギャップでしょうか、ぐグッときましたわ。
 
でも、せっかくのボイジャーも
隙の無いネタ小ネタに埋もれてしまう。。。
台詞が常におもしろい、おもむろに踊りだしたり、無駄に舞台装置が凝ってたり、飽きない。
そしてそして、
わたくし若干おじさま好きでございます。
松尾スズキ氏と岩松了氏の飄々としつつも貫禄の芝居!まーんーぞーくー♪
 
満たされました☆
 
うほほ。満たされたよ☆☆☆