5月27日夜。
美輪明宏版『愛の賛歌 エディット・ピアフ物語』
作・演出・美術・衣装:美輪明宏
出演:美輪明宏 佐藤雄一 YOU 大和田伸也 山谷初男 松橋登 柄沢次郎 菊池隆則 城月美穂 他。
演奏:セルジュ染井アンサンブル
シアター・ドラマシティにて。

喉風邪・鼻風邪の時に喉がヘゲヘゲしてスッキリしない事がございますでしょ、
その際、喉をグスングスンならして違和を緩和しようとしますわよね。
約3時間の上演中ずっと、隣席の女性がグスングスンならし続けていて耳障りの極みでした。
ハンカチを口にあてるなりマスクをするなりしてられれば、具合悪くて気の毒ね~と思えますが
されないの。
それだけじゃなく他にももろもろイライラすることをされてたもので舞台に集中仕切れませんでした。悔しい。
愚痴りで始めてしまいました。。。
『愛の賛歌』は数年前にも上演されていて、今回2度目の観劇でした。
2度目でも、本当に楽しみにしていて
お席も凄くいい場所だったのにそんなだったのだもの。
お芝居はステキステキ!です。
YOUさんのシモーヌ(ピアフの妹分)がかわいい!
「ねーちゃん!ねーちゃん!」て言うのがひたすらかわいい。
テオ・サラポも可愛かったのよ。
前回とお芝居全体の雰囲気が全然違いました。
そして泣く。
今回は「芝居で泣く」よりも「歌で泣く」のでした。
劇中歌われるのは
アコーディオン弾き
ミロール
群集
バラ色の人生
愛の賛歌
水に流して
ミロールで泣いたのは初めてで、我が事ながら驚きました。
演じてられる、さらに演じて歌われる。
鳥肌が立つというか、全身の毛穴が開く・・・とにかくゾクゾク!!っとするのです。
トレビアントレビアン!
「バラ色の人生」は美し過ぎて感涙でございました。
そして「愛」について考えるのですわ。
理解はしていても実践が難しいですわ、愛。
偉大な愛の物語の前に自分の極少さを再確認・・・
もろもろ精進します。