11月28日と30日。
タンゴ TANGO
作:スワボミール・ムロジェック
演出:長塚圭史
出演:森山未来 奥村佳恵 吉田剛太郎 秋山菜津子 片桐はいり 辻萬長 橋本さとし
シアタードラマシティにて。

東京公演を観にいけなかった分大阪で2回。
大阪初回と最終回。
初回ではお席が最前列のどセンターで御座いましたわ☆
この秋の最前列センター率が高すぎておののいています。
お芝居を観る場合、あまりに前だとステージ全体が見えなくて、話も見えづらかったりするのです。
実際見えなくて見えづらかったです。
その分2回目は若干後ろのお席になりましたので良い具合に読解できましたわ。
二度見ないと理解できません。。。
先に東京公演を観ていた義兄が「台詞量がすごい!」と言っていて
新聞に掲載されていた未來君のインタビューでも台詞量のことに触れられていて
よっぽど凄いのだろうと、こりゃ聞き逃したら話がわからなくなるわね!と気合を入れてみました。
台詞はほんまに多かった。
職人技!
未來君も吉田剛太郎さんもマシンガンのようよ!何か超越していました。
聞き逃す暇もない。
『「なにもかも許されてて、自由なばっかりに、ここじゃもうにっちもさっちもいかなくなっているんですよ!!」親世代が破壊しつくした〝秩序〟の再建を求め、家族を相手に〝革命〟を決起する青年・アルトゥル。反抗すべき体勢を見失いどこか満たされずに迷走を続ける現代社会が照らし出されます。』
未来君は苦悩する青年役が多い。そんなのばかり見ている気がします。
でも苦悩する青年を演じれば間違いなく一番よね!
苦悩っプリエクセレント☆
ストーリーだけを読んだとしてもそんなに面白いとは感じないと思います。
演出が今まで観たことのない面白さだった。
演出家の長塚氏がステージ上にいる。渋い顔をしてジーっと役者を見ている、とか。
芝居が終わってもカーテンコールが無いのも意外でした。
未來君が踊らないのは随分残念でしたが、それでも満足していましたわ。
長塚圭史の演出作は苦手だと思っていましたが、今回は楽しめました。
年内ラスト未來君。間近で堪能させていただけましたわ~♪