M&Oplaysプロデュース マレーヒルの幻影
作・演出:岩松了
出演:麻生久美子 ARATA 三宅弘城 荒川良々 市川実和子 松重豊 他
シアター・ドラマシティにて。
「グレイト・ギャッツビー」を踏まえて書かれた作だそうです。
大恐慌前夜のニューヨークを舞台にした、日本人の愛憎ドラマ。
昨年暮れに東京公演を観た友人より「重たい」事は聞いていたので
いつもは“らら~ん、おしば~い♪”と浮かれ気味で出かけるのを押さえ
がっつり鑑賞姿勢で劇場へ。
お話は本当に重たかったです。
描かれる人間関係が初めのうちは繋がらなくて「???」だったのが
じわじわとつながり「そんな殺生な!!」と、
一番壁際のお席だったので、軽くのけぞってみたり。。。
結末も、救いようのないどん底。
「重たい」情報を得ていなければ沈みきった帰り道になるところでした。
しかし面白いお芝居でしたよ。
登場人物それぞれのキャラクターが人間味溢れていて愛おしくまた面白い。
松重さんのどっしり感はさすが!の貫禄でした。ステキ☆
麻生さんの、精神を病んでいく様も迫力!
良々氏のたたずまいが好き!!
非常に低レベルな感想なのですが。。。
お芝居中誰一人台詞を噛まなかったのに感動♪
早口・大声で喋られることも多かったのに、一度も。
それでさらに集中して鑑賞することが出来たのですわね♪
グレイト・ギャッツビーを改めて読んだらまた理解が深まりそうですな。
脳に刺激ヨ☆賢い人になりたいですわ。。。