2月14日は大阪でお芝居を観てきました。
M&O playsプロデュース
オリガト・プラスティコVOL.4
しとやかな獣
作:新藤兼人
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:緒川たまき 広岡由里子 近藤公園 すほうれいこ
佐藤誓 大河内浩 玉置たかまさ 山本剛史 吉添文子 浅野和之
シアター・ドラマシティにて。
「しとやかな獣」は1962年の正月映画として公開され大コケした
川島雄三監督最後から2番目の超傑作映画である。そうです。
大コケしたとは思えない、面白い話でしたわ。
ケラさんのお芝居が最近好きでして、
緒川たまきは私の憧れの人でして、
お芝居のチラシを見てみたら、昭和レトロ感漂うもの凄く好みな雰囲気。
これは観に行かないわけにはいかないでしょう。
お話自体は
再放送で見るちょっと昔の2時間サスペンス劇場のような
胡散臭さ漂うドラマで
ちょっと昔の2時間サスペンス劇場好きの私にはど真ん中!の面白さでした。
東京・新潟と公演されていて
今回の大阪が大楽日だったそうなのだけれど
それにしてはよく台詞を噛んでらした。
浅野さん、ベテランさんなのに噛んでらした。ちょっとがっかりよ。
でも、たまきさんのお芝居は素敵でした。
お美しいわ!惚れ惚れですわ。
あの方になら騙されても仕方ないわよね。
うっとりしながら緒川たまきに騙されている役の方を観ておりましたわ。
広岡由里子さんのお芝居も好きです。
昨年末に観に行った「幸せ最高ありがとうマジで!」にも出てらしたのだけれど
その時も「この人好き!」と思っていたのです。
表情と声のトーンと口調。はまりました。
“声を張らないえせマダム口調”が素敵なの。会得したいです。
昨日は緒川たまき風にシュッと背筋をのばし
えせマダム口調で独り言を言いつつ
ミッチーショウ用の衣装作成に1日を費やしてみました。
自宅パソコンはまだ壊れたままです。
いいかげん、修理屋さんに連絡しないといけませんわね。
えせマダム口調でお電話してみようかしら。