演じるように歌う」
ミッチーが美輪様から教えられた、というお言葉。
まさにその言葉通りのステージでございましたわ。
ミッチー御誕生日の前日、10月23日は
美輪明宏 音楽会<愛> へいって参りました。大阪・シアタードラマシティにて。
23日は昼公演で、行くなら有給休暇をいただくことになるので
出来ることなら日曜日公演に行きたかった・・・チケットが取れなかった。
その代わりなのか、お席が3列目のセンターブロックでした。
美輪様ステージ歴5年目ですがここまで近づいたのは初めてです。
よそ行きのお洋服を着ていきました。
近くで見るとさらに美しかった!
つやつやしてはった。
疲れ目になるほど見てしまいました。
前の席だからか、客席の雑音がほとんど聞こえないのがよいですわ。
真後ろの人の声はたまに聞こえましたけれど
いつも耳障りな飴の袋を開けるカサカサいうのとか
ビニル袋を触るようなショワショワいうのとか
聞こえないと本当に快適なのです。
でも、前に座っていた人の寝息がもっそい聞こえました・・・
美輪様も気が付いてらした。。。
その方、起きている時もだらしなく背もたれに頭をもたげたり
おかしなタイミングで拍手をしたり、手を振ったりで、
真後ろにいると嫌でも目に入ってしまうので少々苦痛でしたわ。
いろんな方がおられますわね。
苦痛ついでに、ひとつ、ふざけるな!と感じたことをも一つ。
客席の雑音が聞こえなかったと前述いたしましたが、でも1回携帯電話が鳴ったのは聞こえたのです。
何故電源を消していないのか。マナーモードだってマナー違反ですわよ。
しかもそれ、なったのがラストの曲の時。
一番楽しみにしている『愛の賛歌』の時なの。
夢世界に浸っているところを突然現実に引き戻されましたわ。
黒電話の呼び出し音でした。
携帯電話オフに出来ない人はコンサートとかお芝居とか観る資格はございませんのよ。
美輪様の音楽会にはじめていったのは5年前の10月でした。
前務めていたの会社を辞めて、今の会社に移るまでの3ヶ月の無職期。
心身ともに疲れ朽ち果てていた当時の私に
美輪様の歌は神々しすぎ、刺激が強すぎ
吐き気・寒気・頭痛を喰らったような衝撃がありました。
音楽会3回目くらいから、体が軽くなるような感覚が芽生え始めた。
解毒・・・ですわ。毒が抜け切るまではきっと辛いのですわよ。
その5年前に初めて聴いて衝撃と感動を覚えた歌が
今回、また多く歌われ、聴き浸りながら5年前を思ったりしていたのでした。
そして泣き過ぎました。
美輪様の歌は、表現が豊かで本当にお芝居を観ているかのようです。
だから余計に泣けちゃうのですわよ。
ヨイトマケの唄
アコーディオン弾き
ボンボヤージュ
老女優は去り行く
愛の賛歌
が、私の泣き歌ですの。
ヨイトマケと愛の賛歌はタイトル聞いただけでホロロときます。
美輪様はお話もおもしろいのよ。
結構長い時間お話されます。
お話の内容はいつも同じようなことで、ご本にも書いておられるので既に知っていることなので
何度も聞いて、理解して、日常になったような気でいました。
いやいや、まだまだだったですよ。
再度、目からうろこでございますわよ。
清く美しく生きようと思いましたわ。
毒舌は吐いても悪口は言わないでおこうと心に決めましたわ。
張り切って美輪様の新刊を購入しました。サイン入りです♪
『乙女の教室』タイトルがステキですわ。
来年春のお芝居は『毛皮のマリー』ですって!!待望のマリーさんですわ。
美少年欣也役はオーディションをなさるそう。
ミッチーが30歳の時に演じた役です。・・・ミッチーではもうダメなのよね。
しかし楽しみ☆
また頑張ってチケットとりますわ。
大阪は5月の予定です。
私の有給休暇、5月に加算されます。
今の予定では年内に全て使い切ってしまいます。大阪公演、5月でよかった☆