日本生まれ日本育ちの日中英トリリンガルは極めて少ない\(//∇//)\ | 英語・中国語・日本語 日本で10歳児のトリリンガル育児♪

英語・中国語・日本語 日本で10歳児のトリリンガル育児♪

英語が仕事にも必要な時代…
ど田舎の山奥から出て来て日本国籍の我が子を
老舗インターナショナルスクールに受験入学…未知の世界へ♪
現在、Grade4です。

老舗のInternational Schoolで学んでいる息子

周囲のトリリンガルは珍しくありません。

日本語・韓国語・英語(アルタイ諸語+インド・ヨーロッパ語族)

日本語・英語・フランス語(アルタイ諸語+インド・ヨーロッパ語族)

英語・フランス語・スペイン語(インド・ヨーロッパ語族)

英語・スペイン語・中国語(インド・ヨーロッパ語族+シナ・チベット語族)

色々なトリリンガルが居ます。

 

…ただ、全ての語系が異なる日中英(アルタイ諸語+インド・ヨーロッパ語族+シナ・チベット語族)のトリリンガルは希少です。

 

息子の父兄には日中英トリリンガルがいるものの、その数は僅かで私が知っているのは全て華僑の方々です。

但し、親がトリリンガルだから子もトリリンガルになる訳では無いということをこれまでの育児を通して確信しています。

 

チャレンジしている子は居ますが、就学時点でそれぞれの言語で話せる子、ましては読み書き出来る子はいない様です。

ネットで検索しても、育児に挑戦中はあるのですが…

 

妻は日中英トリリンガルですが、生まれが中国、大学で英語を学び、日本語はその後の学習で身につけたものであり、

日本語の読み書きは息子より不得手で、習得にもかなり苦労した様です。

 

日本に関わりを持つ、外国在住の人達からは日中英トリリンガルが見つかりますが、日本在住、日本育ちの日中英トリリンガルの情報は乏しく、社会人以外は未だ発見に至りません。

 

そもそも日本には昔から英語教育があり、大学では第二外国語を履修しますが、私と同様、大部分の人は中学校から学んでいる英語すら習得せずに社会人となっていきます。

 

私が学童であった頃、「日本語も満足に出来ないのに英語なんてとんでもない」とか、「日本人に日本語以外の言葉は必要無い」と言うことをよく耳にしていましたが、今、子の言語教育を通して、そうした思考は非常に愚かであると実感しています。

 

自分が今苦労しているのが、まさに言葉の壁です。

自分の子にはそんな苦労をしなくて済む様に「気が付けばトリリンガル」の環境を与えたく思い、我が子の教育でそれを実行しています。

 

言語習得について解っていること…翻訳しちゃ駄目、母語が大切などと言う人が居るけど、どれも母語にしなきゃ駄目と言うこと

 

日本語や英語に限らず、言語習得は学問ではありません。

基本的に乳幼児期から言語習得期である5歳頃までの生活環境が全てなので、それを過ぎてしまうと、お勉強という意識でインプットしていかなければ身につきません。

 

つまり親が普通の子にトリリンガルやマルチリンガルになることを望む場合、その最大のチャンスは誕生直後からです。

そして時間の経過とともにそのチャンスは消えていきます。

 

誕生直後から大部分は夢の中の住民であるBabyですが、起きている時の声掛けなど、コミュニケーションは大事なことです。

また様々な言語で話していくと発語は遅くなる様です。

息子の場合、1歳半でAEONの英会話スクールに親子で週1回30分位に通い始め、2歳半で転居してPre-schoolに入学しました。

英語の発語は3歳半頃、日本語の発語は4歳頃になってからでした。

中国語の発語はそれより遅く、5歳になってからです。

 

Pre-schoolでは英語(UK)、私と日本語、妻とは中国(北京)語という環境で生活し、5歳の時にInternational Schoolを受験し、翌年2019年からGrade1へ入学を許可されました。

 

現在、Grade2となり、中国語はOn-lineや本で学び、英語はRaz Kidsやepic!などの多読アプリ、Magic Treehouseなどの本、日本語はSchoolの教科書や本など、MathなどはOn-lineで学んでいます。

 

ただ…語学習得には色々な教材などもありでしょうが、

恐らく、言葉の習得に最も重要なのはその子の社会性です。

 

息子は神様を信じています。

良い子になる様に教えられています。

素直な子程、人の言う事を聞き入れて吸収していくものです。

だから親は間違ったことを教えたりしてはいけませんし、

仮に間違ったことを教えてしまったら、直ちに修正しなければいけません。

悪い言葉や態度や表現を避け、子の疑問に対しても注意深く耳を傾けなければなりません。

 

それでも広い社会になるにつれて、子は様々な子達と接することになります。

中には気難しい子、気性の荒い子、孤立してしまう子、問題を起こしてしまう子など様々な子がいます。

そんな環境でも正しく、上手く立ち回れる様にならなければなりません。

 

入学当初の頃は、民族とか国とかで纏まったプリスクール持ち上がりのお友達グループが既に出来ていて

中々、色々な新しい子達と触れ合えないものですが、

息子の場合、民族とか国とかの壁が低く、入学当初から欧米側の子達に浸透していました。

また学年や年齢を超えて色々な子が集まり遊んだり、

時に皆んなが恐れる子、何をするか読めない子とも話が出来て事態を収拾するとか…

常に問題を解決する側の立場にいる様です。

 

様々な国の人が集まる場は言葉だけで無く、子の社会性を高める学習にもなります。

そろそろSchoolから帰ってくる頃かな?