こんにちは、今週のブログ担当の島田です。
2016年の熊本地震が発生した数日後に、登山仲間が集まって現地の小学校体育館(避難所)での炊き出し部隊に参加したことがあります。
当時、勤務があった私は、金曜の夜に福岡を出発して日曜の夜に帰ってくるというものでした。
ある日の帰りの車中で、同乗していた仲間から「自分の住んでいるのは早良の中山間地で過疎・高齢化が甚だしく、ここに人を呼び込んで地域を盛り上げたいので、何か知恵を貸してもらいたい!」と相談されました。
お金は出せないが、幸いにも土日は勤労奉仕可能な身であったので、
①早良区野河内地区から井原山へ続く登山道を開拓すること、
②登山口となる国道沿いの竹林&雑草地に紫陽花を中心に花木の植樹を行ってビューポイントを作る、 の二点を提案しました。
市役所や水道局の担当者と協議しながら、ボランティア団体を立ち上げて毎週末は登山道整備に汗を流しました。
整備といっても水源涵養林の中を通る支尾根を利用して九州自然歩道に連結するというもので、土木は一切行わず幅2メートルで尾根通しに伐採を進めて無事にロングルートとして開通させました。
もう一方の登山口に彩りの空間を作るアジサイプロジェクトは、7月に現地で挿し木ワークショップを開催したり、曲淵小学校で出前授業をしたりして苗を準備し、翌年の3月に植樹会を開催するという方法を毎年繰り返し行いました。
本来は竹林・早期林・草藪であった場所なので、アジサイの小苗はすぐに草に埋もれていましたが、5月から10月の間に定期的な除草を行うことで、今では草に負けない大株に成長しました。
8年目を迎える今年も、すでに三回出動してメインの区域は奇麗になりました!!
草刈作業前
草刈作業後
7月の満開までにあと何回の出動が必要だろうか・・・?
8年目の暑い草刈りの季節がまたやってきます。
ご興味のある方は、現地に足を運んでみて下さい。
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