1.常識ということ
相対性理論が、
なんで突拍子もない変な話と
感じるのかを考えるときに、
逆になぜそれを変だと思うのか
という事を考えてみましょう。
私たちって常識として
以下みたく考えていないですか?
・例えば自分の身長って日本で測っても
アフリカで測っても、同じだよね。
・私が1才年をとれば、アメリカで
暮らしている兄も1才年をとるよね
ごくごく常識的な当たり前の話ですよね。
この、今では常識的な事をベースに
物理学の体系を作り上げた人がいました、
その人はかの有名な、
アイザック・ニュートンさんです。
万有引力を発見した事で有名な
あの人です。
というか、逆ですね。
ニュートンさんが、、以下の事を
物理学として集約したから
現代の私たちが「常識」
感じるんだと思います。
ニュートンさんの功績は数知れず、
特に物理学の分野では
先程の万有引力の法則の他にも、
運動の法則1、2、3など
数え上げればきりがないほどです。
なかでも際立っているのが、
それまでの科学が
哲学や思想などと混然としていたものを、
数学的に計算ができて
結果の出せる学問として独立させた
事なんですね。
これをニュートン力学とか、
古典物理学といって、
高校までの物理の教程の多くは
古典物理です。
逆にいうと大学以降で専門的に
物理学を習った特殊な人以外の物理学や
私達が通常、体験し知覚する物理現象は
基本的にニュートンさんと
その後200年間で作り上げられた
古典物理学なんですよ。
で、そのニュートンさんが
物理学の基礎ににおいた原理が
・絶対時間
・絶対空間
なんです。
そして、この絶対時間と絶対空間
というのが初めに言った
常識なんですね。
前記の常識の話では
地球上の話しかしてませんが、
ニュートンさんが考えた
物理学の世界では地球の上でも
宇宙のどこでも同じという事なんです。
だから、ニュートンさんは
りんごが落ちるのを見て万有引力を
発見したんですよ。
(これ作り話らしいですが)
どういう事かというと、
それまで地上の「俗」な世界と、
星々が輝く天空の世界は別の世界で、
天空の世界は神が司る世界だと
考えられていたらしいです。
でも、ニュートンさんは、
リンゴが落ちるという現象と
月が地球の周りを回る現象や、
地球が太陽の周りを回る現象など
全て絶対時間と絶対空間のもと、
同じ物理法則で説明ができ計算が
できると考えたんですよ。
つまり、ニュートン力学のもとでは、
宇宙だろうが海の底だろうが
地の果てだろうが、
特別な場所なんかない!
といったんですね。
これ、現代の私たちにはとても
常識的にな事に思えるのですが、
当時は画期的な考え方で、
先に書いたように
物理学を学問として独立させる
出来事だったらしいです。
そして、その物理学の原理におかれたのが
絶対時間と絶対空間なのです。
なんで、長々とニュートンさんの
話を書いているかというと、
この絶対時間と絶対空間を
覆したのが、アインシュタインさんの
「相対性理論」だからです。