おかしいな…。
7月の序盤は立て続けの更新をしていたのに…。それもこれもみんなこの猛暑が原因だ…。間違いない。
俺の部屋はエアコンがない、まさにエコの最前線なわけだ。戦争でも最前線こそが激戦区なようにエコロジーの最前線もまさに死屍類々の灼熱地獄だ。
「エアコンは28℃に設定」とか、結局エアコンつけるんだから意味ねぇーだろふざけるな。こちとら毎日が自然との戦いなんだよ!そんな偽善極まりないエコを振りかざす奴らに、夕立が来た時のオレの歓喜なぞわかるまい!
雨よありがとう。
毎日テレビで流れる熱中症による死亡者リストに、いつ自分が載るのかとハラハラしながら扇風機とうちわのみを武器に今日までなんとか生き延びている。
まぁそんなことはタイトルとなんの関係も無いんですがね。落語だって枕があって始まるわけだし、まぁいいじゃないか。
でまぁ、一週間程前に釣りに行ったんですがね、ついに…ついに釣ることに成功したんだよ…。
ナマズをッ…!!
このナマズを釣り上げるのにどれほどの試行錯誤があったことか…。ここでは省略しますが。
今回はナマズを釣って食べるのが目的の釣行。釣ってすぐにでも食したかったが、釣り上げた川の水質に不安があったので、綺麗な水で数日飼って泥抜きすることにした。
わざわざ一緒に釣りに行った友人の使ってない大型水槽をもらい受け、俺の部屋のベランダで飼育することになった。できれば室内で飼育したかったが、部屋の中で80リットル以上も入る水槽が水漏れでも起こしたら洒落にならないので諦めた。
しかしまあベランダはベランダで魚の飼育には向いた場所ではなく、日中は常に西日が当たるので、水槽の水は夕方にはお湯になるほど暑い上に、隣の部屋の室外機がフル稼働している為、夜になってもずっと熱い。(上に書き忘れたが俺の部屋が暑いのはこの二つが大きな原因。エアコン無いのに室外機はある。はっきり言って終わってる)
なので数日後に天ぷらにされるナマズの為に、毎日クソ暑い中、浄水器の冷たいキレイな水を何十リットルも運び、日陰を作り、熱帯魚用の水質改善の薬を入れ、にごった水を捨てて、という対価と釣り合わない労働を何日も強いられる羽目になった。
多分合計で200リットルくらいは運んだんじゃないかと思う。
そうしてペットでもない魚を手厚く面倒をみること数日。ナマズの試食の為に友人が我が家を訪ねてきた。
「ああ…。この馬鹿らしい労働からやっと解放される。そして念願のナマズの天ぷらを口にすることができる。」
腰が痛くなる日々とおさらばできるそんな日なのに、なんだか気持ちが乗り切れない。あれだけナマズを食するのが楽しみだったのにいざ食おうというその時、俺の心は揺れていた。
そう。
情が移ってしまったのだ。
明るいところで見るそのナマズは、つぶらな瞳にユーモラスな顔つきをしており、見ているうちにだんだん可愛く見えてしまい、さらにそんな気の抜けた顔つきが我が家の愛犬とダブって、とても自分の手にかける気にはなれなかったのである。
「くッ…俺には…俺にはあいつは殺せない…うう…」
とどこぞの改心した悪役のような心境になってしまい、そんな俺の姿を見かねた友人Mは「ああ?ぬるい事言ってんじゃねーよ。まあ…今日は帰るから食う決心がついたら連絡をくれ」と言い残し部屋を後にした。
食うべきか食わざるべきか…。ぐるぐると頭に渦巻く。そもそも食べる為に釣りに行ったのだから迷うほうがおかしいのだが…。
いつまでもベランダの仮設の設備じゃ飼い切れないし、大型魚を飼うスペースも部屋にはない。食えない飼えない、じゃあ逃がすしかないか…。なんて本末転倒な結論だろうか。だが俺が苦悶の末に出した答えだ。悔いは無い。
だが逃がしに行くにも車も車検で無いし、ほぼペーパーの俺が自力で行くのは辛いので、今回一緒に釣りに行ったO君に車を出してくれ!と連絡を入れた。
俺「かくかくシカジカでナマズを逃がしたいから、悪いけど車だしてくんない?」
O「いや俺今週は忙しいから車は出せねえよ。黙ってナマズでも食ってろ」
みんななんて心の冷たい奴らなんだ。しかし困った。もう選択肢が無い。連日の暑さで目に見えてナマズは弱っていたし、俺も毎日毎日水を汲むのにはもううんざりしていた。
もう、食うしかない…。
ついに悪魔の選択を取らざるを得なくなった。
「せめて美味く料理してやるからな…」そう声をかけた時のナマズの切なげな瞳が今も忘れられない。その後友人のMに連絡を取り、その日の夜に試食会が再び開かれることになった。
日も落ちた頃。最後に綺麗な水に変えてやろう…と思い立ち俺はベランダに向かった。飼うことも考えて名前まで考えていたのに…。(ちなみに名前の候補は蒲焼さん太郎)
「さあ、最後の水換えだ…。」そうつぶやいて水槽を見る。
!!?!!?!?
いない…!!
ナマズがいねえ!!!
「は!?どこだ!ナマズが消えた!何で!?カラスか!?ええ?なんで!?どこいっ…」
そこで俺は自分の目を疑った。何かが…何かがベランダの排水溝に詰まってる…!!
もう何も言うまい…。
7月の序盤は立て続けの更新をしていたのに…。それもこれもみんなこの猛暑が原因だ…。間違いない。
俺の部屋はエアコンがない、まさにエコの最前線なわけだ。戦争でも最前線こそが激戦区なようにエコロジーの最前線もまさに死屍類々の灼熱地獄だ。
「エアコンは28℃に設定」とか、結局エアコンつけるんだから意味ねぇーだろふざけるな。こちとら毎日が自然との戦いなんだよ!そんな偽善極まりないエコを振りかざす奴らに、夕立が来た時のオレの歓喜なぞわかるまい!
雨よありがとう。
毎日テレビで流れる熱中症による死亡者リストに、いつ自分が載るのかとハラハラしながら扇風機とうちわのみを武器に今日までなんとか生き延びている。
まぁそんなことはタイトルとなんの関係も無いんですがね。落語だって枕があって始まるわけだし、まぁいいじゃないか。
でまぁ、一週間程前に釣りに行ったんですがね、ついに…ついに釣ることに成功したんだよ…。
ナマズをッ…!!
このナマズを釣り上げるのにどれほどの試行錯誤があったことか…。ここでは省略しますが。
今回はナマズを釣って食べるのが目的の釣行。釣ってすぐにでも食したかったが、釣り上げた川の水質に不安があったので、綺麗な水で数日飼って泥抜きすることにした。
わざわざ一緒に釣りに行った友人の使ってない大型水槽をもらい受け、俺の部屋のベランダで飼育することになった。できれば室内で飼育したかったが、部屋の中で80リットル以上も入る水槽が水漏れでも起こしたら洒落にならないので諦めた。
しかしまあベランダはベランダで魚の飼育には向いた場所ではなく、日中は常に西日が当たるので、水槽の水は夕方にはお湯になるほど暑い上に、隣の部屋の室外機がフル稼働している為、夜になってもずっと熱い。(上に書き忘れたが俺の部屋が暑いのはこの二つが大きな原因。エアコン無いのに室外機はある。はっきり言って終わってる)
なので数日後に天ぷらにされるナマズの為に、毎日クソ暑い中、浄水器の冷たいキレイな水を何十リットルも運び、日陰を作り、熱帯魚用の水質改善の薬を入れ、にごった水を捨てて、という対価と釣り合わない労働を何日も強いられる羽目になった。
多分合計で200リットルくらいは運んだんじゃないかと思う。
そうしてペットでもない魚を手厚く面倒をみること数日。ナマズの試食の為に友人が我が家を訪ねてきた。
「ああ…。この馬鹿らしい労働からやっと解放される。そして念願のナマズの天ぷらを口にすることができる。」
腰が痛くなる日々とおさらばできるそんな日なのに、なんだか気持ちが乗り切れない。あれだけナマズを食するのが楽しみだったのにいざ食おうというその時、俺の心は揺れていた。
そう。
情が移ってしまったのだ。
明るいところで見るそのナマズは、つぶらな瞳にユーモラスな顔つきをしており、見ているうちにだんだん可愛く見えてしまい、さらにそんな気の抜けた顔つきが我が家の愛犬とダブって、とても自分の手にかける気にはなれなかったのである。
「くッ…俺には…俺にはあいつは殺せない…うう…」
とどこぞの改心した悪役のような心境になってしまい、そんな俺の姿を見かねた友人Mは「ああ?ぬるい事言ってんじゃねーよ。まあ…今日は帰るから食う決心がついたら連絡をくれ」と言い残し部屋を後にした。
食うべきか食わざるべきか…。ぐるぐると頭に渦巻く。そもそも食べる為に釣りに行ったのだから迷うほうがおかしいのだが…。
いつまでもベランダの仮設の設備じゃ飼い切れないし、大型魚を飼うスペースも部屋にはない。食えない飼えない、じゃあ逃がすしかないか…。なんて本末転倒な結論だろうか。だが俺が苦悶の末に出した答えだ。悔いは無い。
だが逃がしに行くにも車も車検で無いし、ほぼペーパーの俺が自力で行くのは辛いので、今回一緒に釣りに行ったO君に車を出してくれ!と連絡を入れた。
俺「かくかくシカジカでナマズを逃がしたいから、悪いけど車だしてくんない?」
O「いや俺今週は忙しいから車は出せねえよ。黙ってナマズでも食ってろ」
みんななんて心の冷たい奴らなんだ。しかし困った。もう選択肢が無い。連日の暑さで目に見えてナマズは弱っていたし、俺も毎日毎日水を汲むのにはもううんざりしていた。
もう、食うしかない…。
ついに悪魔の選択を取らざるを得なくなった。
「せめて美味く料理してやるからな…」そう声をかけた時のナマズの切なげな瞳が今も忘れられない。その後友人のMに連絡を取り、その日の夜に試食会が再び開かれることになった。
日も落ちた頃。最後に綺麗な水に変えてやろう…と思い立ち俺はベランダに向かった。飼うことも考えて名前まで考えていたのに…。(ちなみに名前の候補は蒲焼さん太郎)
「さあ、最後の水換えだ…。」そうつぶやいて水槽を見る。
!!?!!?!?
いない…!!
ナマズがいねえ!!!
「は!?どこだ!ナマズが消えた!何で!?カラスか!?ええ?なんで!?どこいっ…」
そこで俺は自分の目を疑った。何かが…何かがベランダの排水溝に詰まってる…!!
もう何も言うまい…。