何やら、この情報公開を受けてガッカリした人も多かったみたいですが、あくまでUAP(Unidentified Aerial Phenomena = 未確認空中現象)なんですよ。

 

このUAPという用語はUFOに関する話が大流行していた1960年代には、宇宙人説に懐疑的な科学者たちが使っていた言葉なのだけど、2010年に米国防総省が公文書でこの用語を採用して以来、一貫してアメリカ政府はUAPという表現を用いています。

 

日本のメディアは相変わらずUFOと言っていますが、少なくともアメリカ政府は現在すでにUFOという単語は用いていません。理由は簡単で、UFOという言葉が宇宙人の乗り物というイメージが強くなってしまったために「それがいったいなんなのか」という正しい分析を妨げてしまう可能性があるからなんですよね。

 

それにUFO(Unidentified Flying Object = 未確認飛行物体)という表現は、実際には何なのかよくわからないそれを「物体」であると定義してしまうことで正確な判断を欠く可能性があるために、用いられなくなりました。

 

実際、レーダーの異常だったり、光学系(レンズ)の異常だったり、気象現象だったり、人間の錯覚によるものである可能性もあるわけで、そういう可能性をすっ飛ばして、それって宇宙人の乗り物(物体)だよ、と根拠もなしに断じてしまうわけにもいかないでしょ。

 

なんでまたそんなオカルトっぽい方面に詳しいのよと思われるかも知れませんが…、

 

好きだから (・∀・) としか言いようがないです。不思議なものはぜんぶ大好き。

 

ただし、それが何であるかについて考えるのは好きでも、それって宇宙人だよみたいな根拠のない誰かが語った与太話のような情報についてはまったく興味がないです。

 

科学の世界には「未科学」という分野があって、「そういう現象があることはわかっているけれど既存の科学ではなぜそうなるのかまだわかっていない」ものは色々あります。

 

液体中の微小な泡に超音波を当てると“太陽表面より高温の光”が出るのになぜそうなるのかはわかっていない「ソノルミネセンス」とか、大きな生物ほど細胞数が多く寿命も長いのに発がん率が高くなるわけでもない「ペトのパラドックス」とか、栄養塩が豊富であるにも関わらず植物プランクトンが極端に少ない「南極のパラドックス」とか(これは最近鉄の欠乏によるものと判明した記憶がある)、観測事実と合致しない「磁気単極子問題」とか、UAPの代表として知られる「球電現象」とか

 

そういう観測可能でありながら未知の現象がある以上、それ宇宙人だよ、みたいな話で終わっちゃうと面白くもなんとも無いんですよね。

 

 

 

 未確認飛行物体(UFO)の謎を探ろうと昨年6月に開所した福島市の「国際未確認飛行物体研究所(通称・UFO研究所)」が25日、1年間の調査結果を発表した。寄せられた目撃情報は452件。独自の分析結果から「極めてUFOの可能性が高い」とされる写真・動画4点を公開した。

 

三上所長によると、目撃情報のうち、UFOのようなものが確認された写真が125件、動画が24件あった。これらについて、地球上の飛行物体や自然現象である可能性を検討したほか、合成など人工的に加工されていないか画像解析ソフトで調べたという。

 

その「それについてくわしい人たち(専門家だなんて呼ぶ気はない)」が調べに調べて本物だとした写真が…
 

 

これ当時、写真愛好家が当時のTwitter指摘していて、ああまさにそうだよね。と思ったので記憶にあるけれど、向こうへ飛んでゆくチョウチョが頭を下向きにして写った、というだけのものなんですよね。

 

UFOの正体見たりアゲハチョウ

 

そもそもUFOというすでに死語のような言葉を使っている時点で、この人たちは頭が昭和のまんまな人たちなんだなぁと思っておくのが正しいのかも知れませんぜ?