中でも印象に残っているクライアントA氏は、日系の有名大企業の上級管理職の方で、いわゆる「仕事がデキる」タイプ。着実に事業で成果を出してきたものの、A氏のパワハラ傾向の言動により、周囲のメンバーの士気が低下し、職場を離れる人も出てしまうような「悪癖を持った」リーダーの方でした。
その悪癖さえなければ、将来役員として経営チームを牽引することが期待される優秀な方でしたが、360度フィードバックの結果がA氏にとってきわめて芳しくない内容だったこともあり、部門の長からは外され、直属部下を持たないポジションを任されることになりました。コーチングが始まったのは、ちょうどそんな時期でした。
まぁどこの組織にでもいますわこういうの。
でも、その人は決して「仕事ができる人」というわけじゃないんですよね。周りが萎縮してしまって何をしていいかわからず、何も出来ず、実質その人以外仕事をしていない状態になってしまう。
そういう人は「俺がいなければ」と言い出すものだけど、人一人欠けただけで機能停止してしまうような組織が強い組織であるわけがない。
いい歳ぶっこいてそんな子どもでもわかるようなことがわからないやつが組織内にいて「俺について来い」なんて間抜けたことを言い出すことも問題だけど、そんなものに立場を与えるのはさらに上が「なっちゃいねぇ」からだと思いますね。
