指示されていた会議用の書類。苦労してまとめた部下は、チェックしてもらうために上司の席へ。一読した上司は何も言わずただ、深いため息をつく。
「はぁ~……」
 これ、やられた側の部下の心情は察するに余りある。〈なんだこの書類、ったくいつまでたっても使えないやつだな……〉という上司の心の声が聞こえる気も。でもそれがハラスメントにあたると聞くと、「え、ため息が?」と意外に感じる人も多いのではないか。
「表情やため息、態度で相手に精神的苦痛を与える行為である『不機嫌ハラスメント』(フキハラ)にあたります」
 こう話すのは日本ハラスメント協会代表理事の村嵜要さん。この表情、態度とはどんなものなのか。

 

はぁ── ( ´Д`)=3

 

 

うちの鉄道時代の上役なんか書類に目を通して、何か不備があれば次の瞬間ゴミでも払うように無表情にポイッと手で押しのけてましたけどね。まったく悪気なしに平気でそういうことするから、アレは猫が机の上のものを落とすのと同じでただの習性なんだろうな、と言われ、「いやー猫ハジキくらっちゃったわー」「俺も」などと社員食堂で笑い話にしていたのを思い出しますわ。なお、当ブログは昭和生まれのバブル世代によるものにつき、若い人向けには書いていません。あしからず。