この円に「73」が見えるなら、2型2色覚(緑色を感じない:旧 第2色盲/緑色盲)、また「23」なら1型2色覚(赤色を感じない:旧 第1色盲/赤色盲)の可能性があるそう。

 

はっきり見えたわけではないけど、すぐに、23かな? というふうには見えた。

 

 海外サイトdiggによると、実は少数色覚の場合は夜でも視力が鋭く、明るさの変化を感知する能力に優れていることがわかっている。つまり明かりが乏しく、薄暗い環境でもナビゲーションができるなど、夜目が利くのだ。
 氾濫する色の情報にも惑わされず、周囲が多少暗くとも熟した果実を容易に見分けたり、昆虫の巧みなカモフラージュを見破ることさえ可能とされる。

 

そういえば、夜目はどうか知らないけれど、この森の中に動物が隠れています、だの、この山に自衛官が隠れています、だのといった写真がSNSにあるを見ると、私の場合一発でどこに何がいるかわかってしまって、なんでこんな写真を載せる意味があったのかなとさえ思ってしまいます。

 

今思ったのだけれど、こういう一見なんの役にも立たなそうな「色弱」とさえ呼ばれるものは案外、かつての狩人たちにとっては生きるために必要な能力だったのかも知れないな。現生人類の人口の中でその割合が低いというのは文明の発展とともにそれを必要とする場面が少なくなってその才に恵まれなくとも容易に生きて行ける環境を人間が生み育ててきたことによる結果だったりするのかも知れないと思った。

 

誰だったか実在した伝説的狙撃手についてインタビューしたものを読んだことがあるけれど、狙撃手にとって最も必要な才能は何かと問われて、Inspiration だと答えていたのを思い出す。その山カンのように聞こえる曖昧なものも、じつは常人とは違った眼(色覚)を持つ人なりの、健常者には説明しようのない部分だったのかも知れぬ。

 

ちなみに色覚とはまったく関係ないけれど私の場合、自分がいかにお利口さんで優秀であるかを饒舌に語りたがるパカタレを瞬時に見抜くのが得意です。

(*ノω・*)テヘ