その土地の有力者と言われる人物評を知りたければ定食屋や大衆酒場や美容室(床屋)といったところでそれとなく話を聞いてみるのが一番いい。そういうところに集まる人々は物怖じせず忖度なく人を見て評価する。

 

人の話を聞かない人には二通りあって、相手が何の話をしているか理解できないタイプと、最初から人をなめきって話を聞こうともしないタイプとがあるけれど、私はこの人物については両を兼ね備えた稀有な人物であると感じてゐる。要するに頭が…いやあえて言うまい。

 

小知恵が回りすぎて結果的に間が抜けまくる人というのはそう珍しいものではない。ザラに転がっているそんなタイプの人が政治家になることについていいこととは思わないが。

 

 

うち(福島)の県知事の内堀さんなんざ悪く言う人をいまだ見たことがないが、元官僚で県外出身者で見てくれもそんなに良くないということで最初は県民から警戒されていたこの人はじつはみごとな政治手腕の持ち主で、また混乱期にあった県庁職員から少しは休んでくれと心配されるほどによく働く人でもあり、あの人がいなかったら県の復旧復興は大幅に遅れていたと思う。地元民に敬愛されるこの首長はネットでは無名である。

 

 

そんな政治家として当たり前の芸当がこのネット工作で自分を売り込むこと以外考えていないひとに出来るかと言えば…ゴキッ(首を傾げすぎた)

ま、そのへんは有権者である東京都民の判断に委ねるしかありませんわな。