若い頃には自分で現像して紙に焼きもしていた私。もはや使いもしないのに、NikonF3を2機と Fuji-KLASSE/Sをこれも2機、防湿庫に入れっぱなしな私としては、ものすごく興味がある話題だったのだけど…
ハーフサイズにゾーンフォーカス…
またずいぶんとキワモノみたいな仕様のものを出してきたものだなぁと。
しかもリコーから、ですぜ?
ハーフサイズなんて今プリントできるところあるのかね、と思ったけれど、今のフィルムカメラはフィルムで撮ってデータ化してupするのが主流なんだろうから紙に焼く必要もないのかも知れないな。倍の数を取れるぶん、むしろデジタル化してupするという使い方には向いているのかも知れん。
バルブ撮影ができるのはいいですね。これがあればいろいろ出来ること増える。
ゾーンフォーカスはオートフォーカス以前に一般向けのコンパクトカメラにはけっこうあったけど、使い慣れればそれほど気にすることもないし、街でキャンディッドフォトのようなものを撮るには便利だったりもしたから、私も私世代にすらかなり古いフィルムカメラ、OLYMPUS/Trip35 (あれはフルサイズでしたが) なんぞを割と最近まで使っていたのを思い出します。
37mm相当のレンズだそうだから、何を撮るにも使いやすそうではありますね。この画角のレンズは芸術や技巧にふらずに自分目線でどうということもない日常風景を詩的にスパッと切り取るにはよい画角で、私も最近は写真を撮らなくなっちゃってけど、よく使っていたTrip35もそうだったし、最後に使っていた富士フイルムのフィルムカメラ、KLASSE/Sと、デジタルではX100S のどちらも38mm相当でした。
ま、私の場合、最後の頃はこんな、クスッと笑える風景しか撮らなかったので、写りゃなんでもいいと思って今はカメラを買う気もしませんが。
そりゃ、のぞいてみてください。とあるのだからのぞかないと損ですよね。こういうときに一瞬ためらいを見せるトーチャンを置き去りにして何のためらいもなく、のぞきに行ってしまうカーチャンたちの素直さと豪胆さは素晴らしい。
ちなみにカーチャンたちが去ったあとで私ものぞいた (^^;