今の日本がジリ貧を回避せんとしてドカ貧に迫りつつあるのは、「お金持ちの高学歴vs貧乏な低学歴」そんな、つまらない連中が扇動している間違った価値観を奉じて、自ら観察眼を濁らせているせいだと思いますよ。

 

三国志の昔から地方の名も無い小役人から歴史に名を残すまでの名将に至った者は何人もいるけれど逆はそれほど多くない。

 

そもそもエリートってなんですかね。もちろんその語源がラテン語で「選ばれたもの」であることぐらいは知っているし、ヘブライ語のメシア(神に選ばれたもの)と同義か、かなり近いものであるのも知っています。

 

ついでに言えば最近じゃギフテッド(天から才を与えられたもの)などという言葉もあるみたいだし、人間って何千年経っても変わらないんだなと。

 

でも、私なんぞは自分自身もエリートなどと呼ばれていた時代があったから思うのですけど、何かに選ばれてどうだすげぇだろと喜んじゃってる人たちの奴隷根性ってなんなの?と思うんですよね。

 

少なくとも私から見れば彼らには、風に吹かれて道路に落ちた種がそれでもそこからアスファルトを割って根を下ろしやがては花を咲かせるような面白味は何一つない。見ていてこれほどつまらんものもないと思いますわ。

 

(今の世の左慈元放 /.磐城屋叉三郎)

 

(例によって画像は拾い物)