コスモスによると、ルートルは物件を購入する際、自治会に入る必要はないと言われていたとのこと。ところが蓋を開けてみると、「自治会に入れ」と要求されたのだとか。さらに、「協力金」として年間9万円、「放送設備設置代」として1万円の支払いと、年に数回おこなわれる水路の清掃、ゴミ置き場の清掃、墓地のゴミ置き場の清掃、堤防の草刈りへの参加を求められたそうです。

 

ルートル側からは住民に対し、法的な支払いの義務はないと伝えたようですが、相手側からは「今までそうやってきたから。みんなそうしてるから」との答えがあったとのこと。

 

昔から、ね。農村部の「昔から」なんてものは、せいぜい誰もが自作農になれた敗戦後からの話ですよ。なにが「昔から」なんだか。

 

じつは隣組のような自治会に入らなければならないという法律はない。

 

 

それにしても協力金で9万はないわー。何に使うんだよそんな金。じじいだけで集まって刺身つつきながら酒盛りか?事務的なことするだけならそんなに自治会費かかるわけないっしょ。

 

これ、どこの話か知らないけれど、関西弁の人みたいだから西日本のどこかなのかな?西日本で新規に農村に移住するのはひどく難しいというのは以前からよく聞く話ですね。

 

意外かも知れないけれど東日本ではそれほどひどい話というのはあまり聞いたことがない(中にはひどい土地もあるにはあるんでしょうけれど)。

 

ちなみに私の住んでいるところは山ン中などとは書いているけれど、一通りなんでも揃う阿武隈高地の中枢である割と大きな(大きかないか)町の郊外ということもあり、ひどいよそ者意識みたいなものはあまりなかった気がします。変なジジイがいたにはいたけどね。ただ、田舎だろうが街だろうがどこにでも何かしら文句つけたい因業ジジイってのはいるもんで田舎だからという話ではなかった気がします。パカとお天道さんはどにでもついて回るものですし。

 

そういえば西日本の農村といえば、こんな事件があったのを思い出します。

 

 

しかしまぁ前々から思っていたんだけれど、農村部に入るのはこれほど難しいというのに、農家の小倅が街にポッと出てきて引っ越し蕎麦も挨拶も自治会に入ることもなしに住むことには街の誰も苦情を言わないのもおかしいと思いますわ。

 

よそから人が入ってくるのは気に入らなくて村八分にしても、てめーんちのパカ息子やパカ孫が街に稼ぎに出ている(そして夜中まで騒いで街の迷惑になったりしている)のは自慢だったりする。そんなのが農村。