その方はわざとらしい丁寧語を使います。わたしに「ご主人はなになさっている方なのかしら?お宅はどちらのハウスメーカー?つばささん、おいくつでいらっしゃるの?」
答え詰まると「あら〜、お答えできないの?」等々。
「今月は◯十万円使ってしまったけど仕方ないわね〜」「そんな貧乏くさいわ〜」
このママ友はよほどお金持ちの出身なのかと思っていましたが、シングルマザーの家庭で(差別している訳ではありません)ご主人と結婚する時は大変だったそうです。ご主人が中小企業の経営者さんだからだと違う方から聞きました。何故かわたしにだけマウントしてきます。

 

世の中には、社長・経営者という肩書を持つ人間はごでっしりと居るもので、そのほとんどが金持ちどころか額にあせして毎日自転車漕いでたりするものなのだけど、自分で商売するってのはいろいろ屈辱に遭うことも多いわけで、ときどき虚勢を張らずにいられない人というのが出てくるものなんですよね。

 

虚勢を張る人ってのは人前で嘘を看破されて裸にひん剥かれることを人一倍怖れるがゆえに、常に誰彼問わず虚勢を張らずにはいられないのですよ。

 

 

でも、

ヒャッヒャッヒャ (*´∀`)σ ナニイウテマスノ

とわざわざ我慢大会のように厚着している人を裸にひんむいて、屈辱を与えても逆効果でめんどくさいことになるので、背筋を伸ばしアゴを上げ、「ふーん、それはよかったね」 という感じで、いかにもつまらなさそうに聞いておけばよろしいんじゃないでしょうか

 

そうすれば、もしかしたら見透かされているんじゃないか、お見通しなんじゃないか、と勝手に疑心暗鬼に陥って、やがて近づいてこなくなりますわ。