生きていたくない、この先いいことなんて起きない、頑張って無駄…
たまに楽になる瞬間もありますが、基本的には、気分が落ち込み、頑張る気力がわかない日々です。

 

人間本来の生物寿命は38年という話を聴いたことがあるけれど、そこを過ぎる辺りでこんな感じに「峠」を迎えるのかも知れませんね。

 

何しろ自分がそうだった (´・ω・`)

 

少し老いを感じ始めて先が見えてくると、さて自分はここまでどんなふうに生きてきただろうと、つい振り返りたくなってしまう。

 

宮本武蔵なんぞは最晩年に「我事に於いて後悔せず」などと書いていた気がしますが、それは後悔の何たるかを知っている人だからこそ言える言葉であって、もし彼が、俺には後悔なんてありはしねぇぜ!というイキったうすらぱかみたいな人生を送っていたなら、そんなことには言及しなかっただろうと思っています。

 

私としては、後悔すべき場面なんざいろいろあったかも知れないが、今さら後悔なんぞしても仕方ない。というのが老境を生きる「覚悟」なのかも知れないな、と思っておりますよ。

 

でも、私のように人生の峠が単なる老化によるものであったなら、案外幸せなことかも知れませんよね。

 

名誉、富貴、栄華、利達、そんなところからの凋落がその人の人生の峠、だなんてのよりはよほどマシだと思うし、幸運なことだと私には思えるんですがね。