有機フッ素化合物と無機フッ素化合物の違いがわからん人らしい。

 

今や土壌や地下水を汚染して問題となっているPFASは「有機フッ素化合物」と呼ばれるもので、世界中で規制や禁止をされているのだけれど、これは人工的にしか作れない化合物の総称で、生体に有害であることはすでに明らかとなっています。しかし、歯磨き等に含まれるフッ素は「無機フッ素化合物」であり、これは自然由来のものであってPFASとは違うものですよ。

 

たとえば歯磨きではないにせよ緑茶に自然に含まれるフッ素は典型的な「無機フッ素化合物」であり、これが歯のエナメル質の再結晶化に効果があるとされて話題になっていたのは私が小学校低学年のころですからもう半世紀も前のことです。緑茶ばかりではない。自然界の至る所、当然さまざまな食品中にも無機フッ素化合物が存在しています。

 

私は元は自民党員だったこともあるから昔から楽屋裏がキムチ臭くてたまらんかった自民党なんぞは大嫌いだけど、発足当時から期待薄だった民主党は言うに及ばず、ここ数年で自民党に対抗できる政党がなにかしら一つぐらいは出てくるのかと思えば、陰謀論とオカルトと擬似科学みたいなものを奉ずる政党ばっかりで、本当にこの国は政治を志す人間が枯渇しているんだなと暗澹たる思いがしますね。