台湾では、地震発生から4時間で避難所が作られたとの報道もあり、SNSでは日本の避難所との差を指摘する声が相次いだ。

《台湾の地震のニュース。避難所の体育館からの中継を見てびっくり。地震翌日に、しっかりプライバシーの保たれる個室様式のスペースが設けられている。被災者への配慮がしっかりしている。能登半島地震の時の避難所の情景とは、天と地ほどの差がある》

《台湾では地震から4時間後に避難所設置。しかも冷房完備、温水シャワー、仮設トイレ、テントでプライバシーも確保》

《台湾の避難所見ると雑魚寝ジャパンの酷さが際立つ 一体税金を何に使ってるんですかね》

《関係者は今からでも遅くないから、次の地震に備えて台湾に行って教えを請うべき》

 

 

ほんと情けないと思いますわ。

 

台湾では国家規模の災害に対処する場合の権限については本邦内閣府のこういう資料があるので目を通してもらえばわかるのですけど、

 

https://www.bousai.go.jp/kaigirep/kaigou/1/pdf/sankou_siryou3.pdf

 

災害有事の基本法である災害対策法が随時アップデートされていることに加え、国難級の天災に際して設置される中央災害対応センターの権限が強い上に、2015年の「仙台防災枠組2015-2030」を受け、直後に県市レベルの自治体で地区防災防救計画が整備されています。

 

 

本来なら仙台会議の主催国であった日本が率先垂範しなければならなかったのに、それがなされなかったというのは畢竟政治の問題だと思いますよ。特に自治体の首長にはいまだこの枠組みを理解していない人も多い。ま、日本の政治家は政治を生業にする人々ではなく選挙と裏金しこしこを生業とする人々のようですから全く期待してはいませんが。