どう考えても職業差別としか解釈できない文脈であるのに、それでもマスコミのハラスメントだ曲解誤解だと開き直るこの男

 

 

 

何かと言えば、いかに自分が学問をしてきた人間か、学歴より学問が大事か、を語りたがるこの人であるが、学問というものは99.999…がどこまで続くかわからないほどの割合で、先人たちの功績によって成るものであり、いわば人さまのフンドシ、人類史の遺産であって、自分ひとりで学問を構築しているつもりの人間というのは、およそまともな学識者とはいえない。

 

それゆえ私は学問を修めた人間が生きてゆくうえで最も恥ずべきは、己の才を過信し己の力を見誤ったうえで他者を見下すことにあると思っている。そういう者は必ずや自らが匹夫と見なした者たちの手によって吊るされる定めにある。

 

勝ち残れず生き残ることができないのは軽薄才子ならではの戦略眼の無さゆえのことであり、こういった者は君の器でもなければ将の器でもない。

 

要するにあるまじき舌禍を起こすというのは…頭の悪い人間だった証拠と言って良い。

 

どれほど学問あるいは修練を積もうとも、どれほどの地位を得て成功を収めようとも、どれほどの財を手にしようとも、わずかな言葉一つで身を滅ぼしてしまう人というのは、いつの時代にも割とよくいるものである。

 

割とよくいる、ということは、しょせんはよく現れよく消えてゆく、ザラにありがちな、どうでもいいような、淀みのうたかたのごとき人物に過ぎなかった、というだけのことである。