じつは、この活動は宗教法人「不二阿祖山太神宮(ふじあそやまだいじんぐう)」と、その関連団体「地球(ちだま)と共に生きる会」によるものだという。

 

どんだけふざけてんのかと (・ω・`)

 

(「Dr.スランプ」のニコちゃん大王)

 

新興宗教が持ち出す「なになに文書」的なものってすべて江戸時代に書かれたもので、当時は地方の国学マニアみたいな連中のあいだでそういうのを創作するのが流行ってたんですよ。

 

たとえばムー編集長が以前力説していた、かつて青森が日本の中心でそこに文明が栄えていたとする「東日流外三郡誌」などは、それを書いたとされる秋田家の人間ですら知らなかったようなニセモノです。(ウチの隣町が秋田家を藩主とした三春藩で、そこの国家老の家のバアチャンはうちのお客さんでした)

 

結局、江戸の藩政時代に「オラの国(藩)のほうがすげぇだ」と言いたいがために作られたのが、そういうローカルな「偽書」で、そういうものはすべからく歴史上の伝説的な人物が書き残したという、いかにも権威主義的な日本人が好みそうな作りになっています。

 

私から見ると、プロフが偉そうでマジうぜぇ嘘八百のスピリチュアリストみたいなもので、まったく信用が置けないものですわ。

 

だいたい上古の昔に距離の単位に「里」を用いたり、「光年」なんて用語がでてくるわけないでしょ。そういう単位が盛り盛りで出てくるあたりが偽書の偽書たるゆえんなんですよ。