ひまつぶしに眺めておりました♪

 

【 「安倍晴明は国家公務員だった」

 子孫が教えてくれた陰陽師の真実 ( 土御門神道本庁 ) 】

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/kikuchi07

 

> 「つまり、そういった作品によると、彼らは式神を自在に操って

> 妖(あやかし)を成敗したり、 呪術を使って要人を守ったりしてますよね。

> それは、実話なんですか?」

 

> 「そんなバカな(笑)」

 

> 「式神を使って追い払ったりしないんですか? 」

 

> 「しませんよ! 病気の相談もよくされますが、『病院に行ってください』とお伝えします。

> 病気のことは医者の方がよくわかっとりますから」

 

 

【 安倍晴明も使用した、

 最古にして最強の呪具「陰陽術願勾玉」 (自称27代安倍) 】

https://getnavi.jp/entertainment/292363/

 

> 「『陰陽術願勾玉』には、陰陽師自身を結界石と化すという、

> 特別な使い方もあります。

> これは、陰陽術願勾玉を首から下げた陰陽師が5人、

> 五芒星の形を成して立つというもので、

> そこには瞬時にして、陰陽師を要とした、

> 五芒星と五角形の強力な結界が形成されることになるのです」

 

 

あ゛~~。

 
たぶん、水木しげるの「悪魔くん」を読んじゃった世代なんだな。

 

( ̄nn ̄;) ぶっ


 
陰陽道って基本は中華系の技術である天文暦法だし、
 
安倍晴明が祀ったのは中国道教の神である泰山府君なんだから
 
勾玉なんか使わんでしょ。
 
それと日本の陰陽道でも神道でも
 
地べたになにか書いて儀式をしたという古い記録は一切ありません。
 
そういうのは西洋魔術でもごく最近の、
 
なんちゃって魔術師たちがやらかしたなんちゃって魔術において、
 
魔法円を床に描いて儀式に使うあたりから来たものですし、
 
その魔法円(主に錬金術のもの)ですら本来は
 
それそのものに力があると思われたことはなく
 
術者が曼荼羅のように内容を読み解くために記されたもの
 
に過ぎない話は以前書きました。
 
(今の時代になっては読み解いても意味はありません)
 
なにやら自称陰陽師はいっぱいいて、あちこちの神社をつなぐと五芒星とか
 
無茶なことを言っていますが、
 
それとてレイラインというものが知識として入ってくるまでは
 
誰も語らなかったものですよ。要はこぢつけ、です。
 
ふくらむ妄想、快適夢空間。
 
 
さて、陰陽師、龍脈はどうか知りませんが、水脈には大いに関わっていたようですね。
 
陰陽師の意外な仕事のひとつに鑿井(さくせい)、
 
つまり井戸掘りの場所を選定するというのがありました。
 
考えてみれば、天文暦法は都市計画や農業政策を左右するものだったわけですから
 
水利にかかわったのも当然と言えるかも知れません。
 
陰陽師となにかと関わりの深い下鴨神社では井戸の水量を
 
毎年都に報告していたようですが、
 
琵琶湖から京都への地下水脈の様子を知るには
 
地理的にいい場所だったのかも知れません。
 
さて、勾玉つけて拝み屋に堕ちた陰陽師が五人雁首そろえたとして、
 
まともに井戸掘りの監督指揮できるんですかね?疑問です。
 
土工の親方に、おらボケっとしてんじゃねぇ邪魔だぁ、
 
と怒鳴られるのがオチではないかと。
 
そういうあたりを知っておくと、陰陽師と言うのが拝み屋などではなく、
 
今の気象庁と農水省の技官だけを集めたような
 
専門的な技術集団だったのが良くわかります。
 
前世が陰陽師だったとかいうチョトやばい霊感商法の人が、
 
以前私のYahoo!ブログのコメント欄を荒らしてくれた記憶がありますが、
 
前世が陰陽師だったら、今生で拝み屋なんかやってるわけないんですよ。
 
 
もっとも、漫画やアニメや小説や映画で陰陽師がどう描かれようと
 
それはクリエイターの自由であると思いますし、またそうでないと面白くないし、
 
私もそういうのはけっこう見たり読んだりします。
 
なので、そういうところを突っつく気はしません。
 
ただ、本気で自称陰陽師やってる人に限って
 
傍目に可笑しいお笑い芸というのはなんだかなぁ、
 
と言うお話。