初詣の楽しみの一つに、「おみくじ」があります。皆さん、今年の運勢はいかがでしたか?僕は「吉」でした。

 哲学ブログなんぞを書いているくせにと意外に思われるかも知れませんが、僕は占いが大好きで、特にお正月の「おみくじ」には一目置いています。
 もっとも、占いの館などに通ったりするほどではありません。雑誌の片隅に載っている運勢占いなどが目に留まったら読むくらいです。

 何でまた、非科学的で論理も根拠も曖昧な占いなんぞが好きなのかというと、まあ、それは単純で、自分に向けてなにがしかの行動目標を「語ってくれる」からです。

 もちろん僕は占いが将来を予測できるとは信じていません。でもとりあえず「こうしたらどうだ」と、実に無責任に(ここが大切な点です)答えてくれるのです。
 未来のことなど何も分からないのに、キッパリ言い切ってくれるのはけっこうありがたいものです。テレビでずかずか言っている占い師も、「しゃべるおみくじ」とでも思って見ていればいいかと思います。

 今年の僕の「おみくじ」のお告げでは、『じっくり力を蓄える時』とのこと。成果をあせらず、怠らず、ということでしょうか。

 つまりは、今年もマイペースでいくが吉、ということなんでしょう。