5月に入ってもうすぐ2週間
いかがお過ごしですか〜?
私は次男からもらった風邪が悪化して
声がガッサガサです
皆さんも体調にお気をつけください〜
今回はヤンチャな次男の発達のお話です
次男は5月で1歳8ヶ月になりました
(体重が12キロのビックベビーです)
1歳過ぎた頃から
なんとなく発達が気になっていて、
名前を呼んでも無反応
黙々と遊ぶ
エレベーターに強めの執着
クレーン現象がある
(自分の手ではなく、他人の手を使って物を取らせたり、操作させたりする行動)
と言う様子が心配でした。
同時期のASD長男と比べると
「これは定型発達かな〜」と
思う姿もあって、
目が合いやすい
ふれあい遊びを喜ぶ
手本を見せると模倣が出来る
外に行く時は親の場所を確認することがある
というところが長男と違う。
うーん、
でも何かひっかかるんだよな〜
(保育士の勘)
モヤモヤしてても仕方ない!!
と思い、
1歳4ヶ月のときに
保健センターの心理士さんに
発達相談をしました。
結論を言うと
「まだ小さいので様子を見ましょう」
と言われ、経過観察をすることになりました。
確かにまだ1歳4ヶ月
(相談当時)
発達に遅れがあるかは
今の次男の様子だと
分からないのは納得。
この「様子を見る」は
保育士視点で考えたとしても
「うん、妥当な判断だな〜」
と思いました。
でも、、、
私は保育士の経験があるから
素直に様子を見ることができますが、
他のママはお子さんの発達に
心配があって相談したとき、
専門機関や先生から
「様子を見ましょう」
と言われたら、どうでしょうか。
きっとこう思うはず。
様子ってどうやって見ればいいの?
どれくらいの期間、様子を見るの?
心のモヤモヤが晴れないよ?
母親でもあるので
その気持ちはとてもよく分かります。
そこで今回は、
「お子さんの様子を見る」
ということについてお伝えします
発達相談をしてモヤモヤしてる方や
様子を見るって何をすればいいの?と思っている方、
現在進行形でお子さんの様子を見ている方は
最後まで読んでいただけると嬉しいです
「もう少し様子を見ましょう」
一見、何もしなくていいようにも
感じる言葉ですよね
しかし、
「様子を見る=何もしない」ではなく、
“子どもをよく見る時間”であり、
“次に動く準備をする時間”です
きっと相談した先の方は
「様子を見る」ということについて
ここまで丁寧にお話しは
していないかもしれません。
だから余計に不安になりますよね
お子さんの様子を見る中で、
親だからこそできることや、
意識しておきたいことをまとめました!
何か一つでも参考になれば嬉しいです
1.困りごと・気になる行動を記録して定期的に比較する
お子さんの気になる行動や
家や外出先で困っていることを
- いつ
- どんな場面で
- どんな様子だったか
を日記やアプリを使って、
できる範囲でメモしておくことが
おすすめです
可能であれば、
動画で記録するのも◎
実際の様子を次回の相談時に見せられると、
専門家にも伝わりやすくなります!
次男の様子を例に挙げると
- 名前を呼んでも振り向かない様子
- エレベーターに固執して泣き叫ぶ姿
- 親の手を引いておもちゃを動かす様子
こういった様子を
記録しておくことで
1ヶ月前・3ヶ月前と比べて、
何か変化があるかが分かります。
成長の兆しがあるのか、
逆に気になる行動が増えているのか。
「今、どんな様子か」だけでなく、
「少し前と比べてどうか」を
見るのがポイントになります
これは普段生活を
一緒にしている
ママやパパだけが
できることですよね✨
負担にならない程度で良いので
お子さんの様子を記録してみてください!
2.家庭でできる支援・関わりを工夫してみる
発達相談をした時に
家庭でできることや関わり方を
教えてくれることもあります。
これは特別な方法ではなく、
保育園でも同じように
工夫して関わることがあります!
たとえば
視線が合いにくいなら、
目の高さを合わせて名前を呼ぶ回数を増やしてみる
指差しが出ないなら、
絵本や実物を使って「どれ?」と聞く
遊びを取り入れてみる
「あっちのすべり台に行ってみようか!」
と指をさして注目させたり、
指差しを模倣できるように関わる
関わり方を工夫することで
お子さんの反応が変わることもあります!
毎日の中でできることを
少しずつで良いので
「できた!」を
一緒に感じる経験を
増やしていきましょう
3.信頼できる支援機関・専門家を探しておく
相談先は一箇所ではなく、
複数探しておくことをおすすめします
相談先の例としては
- 地域の発達支援センター
- 療育センター
- 保健センター
- 児童発達支援
- 小児科 など
複数の場所で相談することで
違う見立てが出ることもあります!
長男の発達相談をした時は
・保健センター
・療育センター
この二箇所で相談をしました。
複数の専門家に
相談してみることも大切なので
お住まいの地域の相談先を
探してみてくださいね!
そして、
相談した時はただ話をするだけでなく、
「相談した事実」を残しておくこともポイントです
- いつ
- どこで
- 誰に
- 何を相談したか
ノートやスマホのメモに
残しておくだけでもOKです
複数の場所で相談するときに
これまでの相談履歴が
スムーズな対応につながることもあります
4.周囲の子と比べすぎない
この項目を書きながら
「ものすごく難しいこと言ってんな〜」と
自覚しています
周囲の子を比べてしまうのは自然なこと。
なんで名前を呼んでも無反応なんだろう
なんで指差ししないんだろう
なんで手を繋いでくれないんだろう
私も長男や次男を他の子と
比べてしまっています。
バンザイで寝る姿が可愛すぎる
でも、「○歳なのにできない」ではなく、
「この子の得意と苦手は何か」
「興味のあることは何か」
「どうやって関わると反応を返してくれるかな」
そういったことに
目を向けてみてください
お子さんのペースや
その子の歩幅を大事にしてあげましょう
5.親自身の気持ちをケアする
「不安」「焦り」「孤独」
そんな気持ちを抱えることも、
決して珍しくありません。
専門的な視点を持つ私でさえも
不安でいっぱいです
そんな時、私がしたことは
気の許せる友人、
SNSで繋がったママ友、
子育てサロンのスタッフさん、
心理士さんの発達相談など、
自分の気持ちを吐き出せる場所を作りました。
まずは、
ママ自身が
「大丈夫」「安心できる」
と思える環境を
整えることが大切です。
ぜひ参考にしてみてください
子どもの発達は、
本当に一人ひとり違うし、
分かりにくいことも
たくさんありますよね。
「様子を見ましょう」って言葉に、
不安やモヤモヤを感じるのは
当たり前のことだと思います。
保育士15年やっていても
親の立場になればモヤモヤします〜
でも、その“様子を見る時間”にも、
親だからこそできることがあるし、
小さな変化に気づけるのも、
毎日そばにいる私たちだからこそ
焦らなくて大丈夫です
できることから少しずつ、
一緒にやっていきましょう
また気になることがあったら、
いつでも覗きにきてくださいね
最後までお読みいただき、ありがとうございました