アジア太平洋眼形成再建外科学会 in 中国 | 眼形成再建外科医 三村真士

眼形成再建外科医 三村真士

まぶたや涙といった、眼の周りでその働きをサポートする眼付属器を治療するのが、眼形成再建外科です。
約20年間、コツコツとこの分野で仕事をしてきた専門医の徒然なるブログです。
日本の眼付属器を守るために、情報発信をしていきたいと思います。

 

 

世界眼形成再建外科学会、日本眼形成再建外科学会に続き、アジア太平洋眼形成再建外科学会に参加すべく、中国は成都に行ってきました🇨🇳

成都は中国南西部四川省にあり、パンダ発祥の地に近い大都市です🐼

 

中国は今回が初めての訪問でしたが、今年からビザが必要となり、在日中国大使館大阪事務所に行くことから準備が始まりました📄

日本のパスポートは、先人たちのおかげで世界で一番強いと言われていますので、通常の海外渡航でビザを申請することはほとんどないのですが、今回は色々と大変でした💦

渡航の2ヶ月前から準備して、お友達の史さんに助けてもらい、なんとかビザを所得することができ、無事成都まで辿り着きました✈️

 

 

今回の学会は、ミムラと副院長の藤田先生を含む4人の日本人演者が招待されており、皆で学会発表をしてきました🎙️

ミムラは涙目の治療である涙囊鼻腔吻合術と眉下切開での眼瞼形成について講演を行い、藤田先生には眼形成手術と白内障などの内眼手術の両立について、ディベートセッションで登壇してもらいました

 

このディベートセッションをインドの先生とミムラで立案して、ネパールの先生をあわせた3人で座長をしたのですが、これまた面白い内容で、大変アツイセッションとなりました🤓

 

↑左からネパールのBen、ミムラ、インドのDebraj

 

あらかじめ設定したお題について、賛成と反対の2演者に登壇していただき、4分のショートプレゼンをしてもらい、その後2分のディスカッションを行うというもの

大統領選挙の時のディベートみたいな感じです😆

 

↑ このように、左右に別れて反対意見を言い合う

 

例えば、涙囊鼻腔吻合術vs涙管チューブ挿入術といったオーソドックスなものから、患者はみんなKーpopアイドルみたいな顔になりたい: 賛成vs反対など、合計9題を設定したのですが、想像通り?白熱しすぎて、セッション後半はディスカッションなしで巻きまくっても予定時間を10分もオーバーすると言った、座長の不手際を晒してしまいました😅

でも、座長3人はご満悦です😂

 

↑ディベートのお題 全部で9題

涙嚢鼻腔吻合術か涙管チューブ挿入術か?といった、真面目なものから、

K-popアイドルにみんななりたいのか?、アカデミックかインカムか?など、普段の学会ではやらないお題まで😂

 

 

久しぶりの現地開催となったこの学会、やはりみんな楽しそうでした😊

今は中国に行くことがなかなかハードルが高い中、500人以上集まりました😎

 

そして今回、2023−2024年の理事選挙が学会場で行われ、無事ミムラは再選することができました🙏

これで3期目となりますが、ひきつづき日本のプレゼンスをアピールできるよう、頑張っていきたいと思います👍

 

↑理事選挙、得票数は2位でした

 

 

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https://www.researchgate.net/profile/Masashi-Mimura-2