現在の日本は、あの敗戦と占領政策によって、独立国家ではなくなったしまったために、アメリカが行う不正義の戦争にも、属国として参加せざるをえません。
たとえば２００３年アメリカは、「イラクに大量破壊兵器があり、そしてそれがテロ組織に渡る恐れがある」と主張して、イギリスなどの同盟国と共に、イラクを攻撃しました。
しかしその行為は、国連から「自衛のための戦争である」という決議が得られなかったために、明らかに国際法の違反であったのです。
「自分の国は自分で護る」という明確な意思表示をしているフランスは、アメリカにきちんと「ＮＯ！」と言い、この戦争に参加しなかったのに対して、日本はアメリカの子分であるからこそ、国を護っていくことができるために、親分のアメリカに「ＮＯ！」と言うことができませんでした。
そのために日本は、この不正義な戦争に自衛隊を派遣して、アメリカを支援したのです。
マスコミが報道しないために、多くの日本人は中国の脅威にはあまり気づかなくとも、拉致事件やミサイル実験によって、多くの日本人が北朝鮮の脅威には、すでに気づいています。
そのために、「北朝鮮が怖いからアメリカに守ってもらいたい。だから日本もアメリカの戦争に参加するべきだ」という考えが、当時の日本中には蔓延していたのです。
しかしイラクからは核兵器も、生物化学兵器も、何も見つかりませんでした。
確かにイラクは、フセイン大統領によって独裁政治が行われておりましたが、しかしアメリカの戦争の理由は、あくまでも、「大量破壊兵器があり、それがテロ組織に渡る恐れがある」というものでした。
ですからアメリカは、ただの憶測だけで戦争を開始して、そしてその憶測が見事に外れたわけです。
これは、「あの人間は、これから何か悪いことを行いそうだから、今のうちに殺してしまおう」という発想にも似ています。
このイラク戦争によって、多くの人が子を失い、親を失いました。
友や恋人、腕や足を失った人も数知れません。
つまりアメリカは殺戮を行ったのです。
一瞬にして人々の生活は、原始時代レベルにまで戻され、夢や希望を失った人は、果たしてどれだけいたのでしょうか。
つまりアメリカは破壊を行ったのです。
しかもこの戦争において、アメリカは極めて強い放射能が放出される、劣化ウラン弾を雨のように降らしました。
そんなことをすれば、戦争が終わっても、多くの苦しみが残されることなど、アメリカならば十分に承知しているにも関わらずです。
その結果、やはり化学兵器の影響によって、頭を二つ持つ赤ん坊が生まれたり、頭が無い子どもが生まれて、多くの母親たちを悲しませています。
つまりアメリカは外道の仕業を行ったのです。
当然のことながら、こうした悲劇と、アメリカに「ＮＯ！」ときちんと言えずに支援を行った日本は、無関係ではありません。
見方を変えれば、「アメリカ国民と同様に、私たち日本国民にも、イラク国民に対して同じだけの罪がある」とも言えるのかもしれません。
つまり私たちの国は、アメリカの擬似植民地であり、主権を持った独立国家ではなく、そして北朝鮮が怖かったために、アメリカが行った殺戮、破壊、外道の不正義な戦争を支援することで、すでに大きな過ちを行ったしまったわけです。
ですからもしも、イラク国民から、「日本人もイラク人を殺し、町を破壊し、奇形児を生んだ」と責め立てられたら、誰もが何も言えなくなってしまうことでしょう。
それとも私たち日本人は、イラク人に対して、「北朝鮮が怖かったから、どうか許して欲しい」とでも言うのでしょうか？
あるいは「国が行ったことだから、私には関係ない」とでも言うのでしょうか？
もしくは「私たちが命を守るために、死んでくれてありがとう」とでも言うのでしょうか？
当然のことながら、のちの調査で、このイラク戦争が一方的な暴力にしか過ぎなかったことは明らかになっています。
アメリカがいつまでも傲慢であり続ける限り、あるいはアメリカがいつまでも戦争好きであり続ける限り、そして日本が属国であり続ける限り、私たち日本人は、再びイラク戦争と同じ過ちを、繰り返してしまう可能性があるということです。
しかもアジアで唯一、独立国家ではないこの国は今、ゆっくりゆっくりと、アメリカの擬似植民地から中国の自治省となって、チベットやウイグルのように、ついに完全に国としては消滅しようとしています。
それは言葉を変えれば、私たち日本国民の人生の土台は、これまでアメリカの気分次第で右に左に揺れてきましたが、ついに中国によって壊されようとしている、ということです。
たとえば２００３年アメリカは、「イラクに大量破壊兵器があり、そしてそれがテロ組織に渡る恐れがある」と主張して、イギリスなどの同盟国と共に、イラクを攻撃しました。
しかしその行為は、国連から「自衛のための戦争である」という決議が得られなかったために、明らかに国際法の違反であったのです。
「自分の国は自分で護る」という明確な意思表示をしているフランスは、アメリカにきちんと「ＮＯ！」と言い、この戦争に参加しなかったのに対して、日本はアメリカの子分であるからこそ、国を護っていくことができるために、親分のアメリカに「ＮＯ！」と言うことができませんでした。
そのために日本は、この不正義な戦争に自衛隊を派遣して、アメリカを支援したのです。
マスコミが報道しないために、多くの日本人は中国の脅威にはあまり気づかなくとも、拉致事件やミサイル実験によって、多くの日本人が北朝鮮の脅威には、すでに気づいています。
そのために、「北朝鮮が怖いからアメリカに守ってもらいたい。だから日本もアメリカの戦争に参加するべきだ」という考えが、当時の日本中には蔓延していたのです。
しかしイラクからは核兵器も、生物化学兵器も、何も見つかりませんでした。
確かにイラクは、フセイン大統領によって独裁政治が行われておりましたが、しかしアメリカの戦争の理由は、あくまでも、「大量破壊兵器があり、それがテロ組織に渡る恐れがある」というものでした。
ですからアメリカは、ただの憶測だけで戦争を開始して、そしてその憶測が見事に外れたわけです。
これは、「あの人間は、これから何か悪いことを行いそうだから、今のうちに殺してしまおう」という発想にも似ています。
このイラク戦争によって、多くの人が子を失い、親を失いました。
友や恋人、腕や足を失った人も数知れません。
つまりアメリカは殺戮を行ったのです。
一瞬にして人々の生活は、原始時代レベルにまで戻され、夢や希望を失った人は、果たしてどれだけいたのでしょうか。
つまりアメリカは破壊を行ったのです。
しかもこの戦争において、アメリカは極めて強い放射能が放出される、劣化ウラン弾を雨のように降らしました。
そんなことをすれば、戦争が終わっても、多くの苦しみが残されることなど、アメリカならば十分に承知しているにも関わらずです。
その結果、やはり化学兵器の影響によって、頭を二つ持つ赤ん坊が生まれたり、頭が無い子どもが生まれて、多くの母親たちを悲しませています。
つまりアメリカは外道の仕業を行ったのです。
当然のことながら、こうした悲劇と、アメリカに「ＮＯ！」ときちんと言えずに支援を行った日本は、無関係ではありません。
見方を変えれば、「アメリカ国民と同様に、私たち日本国民にも、イラク国民に対して同じだけの罪がある」とも言えるのかもしれません。
つまり私たちの国は、アメリカの擬似植民地であり、主権を持った独立国家ではなく、そして北朝鮮が怖かったために、アメリカが行った殺戮、破壊、外道の不正義な戦争を支援することで、すでに大きな過ちを行ったしまったわけです。
ですからもしも、イラク国民から、「日本人もイラク人を殺し、町を破壊し、奇形児を生んだ」と責め立てられたら、誰もが何も言えなくなってしまうことでしょう。
それとも私たち日本人は、イラク人に対して、「北朝鮮が怖かったから、どうか許して欲しい」とでも言うのでしょうか？
あるいは「国が行ったことだから、私には関係ない」とでも言うのでしょうか？
もしくは「私たちが命を守るために、死んでくれてありがとう」とでも言うのでしょうか？
当然のことながら、のちの調査で、このイラク戦争が一方的な暴力にしか過ぎなかったことは明らかになっています。
アメリカがいつまでも傲慢であり続ける限り、あるいはアメリカがいつまでも戦争好きであり続ける限り、そして日本が属国であり続ける限り、私たち日本人は、再びイラク戦争と同じ過ちを、繰り返してしまう可能性があるということです。
しかもアジアで唯一、独立国家ではないこの国は今、ゆっくりゆっくりと、アメリカの擬似植民地から中国の自治省となって、チベットやウイグルのように、ついに完全に国としては消滅しようとしています。
それは言葉を変えれば、私たち日本国民の人生の土台は、これまでアメリカの気分次第で右に左に揺れてきましたが、ついに中国によって壊されようとしている、ということです。