業者価格【その3】
今回は業者価格「ハウスメーカー編」と「工務店編」です。
(見積りの原価はどうやって決まっているか)
まずは工務店の場合。
基本的に工務店は設計事務所の場合と同じで
下請けから見積りを取ります。
あとは利益をどうのせるか。
お客さんと直接契約の場合は30%以上。
入札の場合は10~20%程度です。
(要するに業者か一般素人かで利益の乗せ方が違うだけ)
ではHMはどうか。
HMはすんごい安い。
ここからが業者価格の本題。知って欲しいところ。
HMは設計事務所や工務店と違って自社の商品があります。
要するに「うちの商品はこれです」という決まった仕様があります。
(これは皆さんもお分かりですよね)
逆に言えばこの分かりやすさがHMの売りであり良い所だとも思います。
(やっぱりお客さんにとって分かりやすいというのは大きい事なのかな?)
ですからHMはCMや立派なパンフレットなどで
自社の商品(家)をアピールしています。
しかし、アピールする為だけじゃないんです。
設計事務所の場合は毎回オリジナルの設計をします。
つまりフルオーダー、世界に一つだけの仕様です。(宣伝×2)
HMは基本仕様というのがあります。
色など選べる事はできますが基本的に
その会社は同じ系統の家を建てるので
職人も毎回同じ事をすればいい訳です。
同じ仕様で同じことをやるわけだから簡単だ
だから「単価を安くやれ。」
これがまず一つ。
もう一つは「沢山仕事をやるから安くやれ。」
その為営業に力を注がざるを得ないのです。
なんとなく分かってきたでしょうか。
次回はこれを踏まえて「大工の日当と年収」いってみたいと思います。