どこに行っても政治不信・・・
いや、国民は今正に自民党不信なのでしょうね・・・
自民党員で自民党会派の私だって理解できないことばかり・・・
政治不信は払拭できませんが、「誠二不信」(ますも)だけは避けたいので私の本音を話します。
テレビをつければこの話題ばかり・・・・
自民がまとめた政治資金規正法改正案は、公明党、日本維新の会とで修正合意し、6日に衆議院を通過しました。
内容はこれです!「政策活動費をめぐっては、領収書の10年後の公開や、支出を監査する第三者機関の設置など、いずれも検討項目とされ、具体的な実施時期も決められていない・・・
皆さんはこの「10年後の領収書公開」についてはどう思いますか・・・
なぜ10年後なのか・・・私はこの発想の意味が理解できないです・・・
総理は・・・「政治家や政党に適切な期間を与え、帳簿をしっかりと管理させるため。10年という期間は、政治家の任期や政党の再編など、様々な変化が起こる可能性を考慮したもの。この期間を経て公開されることで、過去の活動を冷静に評価し、透明性を確保する事につながる・・・」と・・・
全く意味がわからない・・・
この令和の時代において、透明性と言えば、まずは「領収書」ではないでしょうか。領収書こそが、お金の行方、正に透明性を知るための絶対的な切り札ではないのか???
社会の10年といえば色々な出来事があります。小学生だった子は成人し、大学生だったお兄さんは、会社の中堅や幹部となり、部長だった人は年金をもらう年になり、この世にいない人だっているかもしれません・・・
私の10年だって、3回の選挙を経験したり、喧嘩して会派を出たり、また戻ってきたり、良くも悪くも一冊の本にできるくらいのストーリーはかけます。
一方、国会の10年後なんて、政党の離合集散があれば、今の各政党が残っている保証もない。消える政治家だってごまんといるはず。仮に不適切支出があったとしても政治資金規正法では5年の時効です・・・悪い事している政治家を辞めさせる事すらできないじゃないですか。こんなルール、国民が納得するはずがない・・・
「確定申告で領収書は10年後に出します」って言って通りますか・・・?
国民がきちんとした事してるのになぜ政治家はできないのか・・・いや、しないのか・・・
今、国政自民党も、大きな信頼を失ってしまっています。
今こそ、丸裸、丸坊主になる覚悟で、政治資金規正法改正案など作り込んでほしいものです・・・
私たち市議会の会派もそうです。ここ数年、立て続けに不祥事を我が会派から起こしてしまった。しかし、これは元には戻れないのだから、即ちその責任を取る以外ないと私は思うんです・・・会派全員で腹を切る事です。
私たちも丸裸、丸坊主のつもりで、今期の残り3年間を全て役職など辞退して、本来の議員としての役割をゼロから果たす事こそ、真の反省だと私は個人的に思います・・・
自民党の信頼回復はいつになるのだろうか・・・
そして、我々、自民党会派の反省の行方もいかに・・・・
ますも誠二