卒業生と今年ベンチプレス大会、10月のベストボディ大会に参加するため、そして何より病気にならないため今年3月から脂肪燃焼モードに入っています。
今日は、確実に痩せられる方法をお伝えします。
その名もGI値です。
GI値???
ジーアイ値とは、グリセミック・インデックスのカシラ文字で、簡単にいうと、ご飯やパスタなど、炭水化物が分解され、糖に変わるまでのスピードを現した数値です。
GI値の低い食品は、血糖値が急激に上がることの抑制効果が期待できる食品で、逆にGI値の高い食品は、血糖値を急に上げてしまうことになります。
私たちが日々生活するにおいて、欠くことができない栄養素のひとつが「糖」ですよね!ご飯や麺類などの主食には、多くの炭水化物が含まれています。炭水化物は体の中でブドウ糖に変わり、そのブドウ糖が脳をはじめとした各組織に送られてエネルギーとなっているわけです。
しかし、そのブドウ糖が効率よく各組織に送られなかったとしたらどうなるでしょう…?
脳にブドウ糖が行き届かず、ボーッとしたり集中力を欠いたり、体は体でだるさを覚えるといった様々な不調が現れていしまいます。
そんな状況を避けるべく、活躍している体内のホルモン、一度は聞いた事があると思いますが、その名も「インスリン」です。インスリンは、糖を速やかに各組織に送る役を担う、いわば“誘導係”なのです。
食事で炭水化物や糖類を摂ると、血中の糖度、すなわち血糖値が上がります。その段階で、すい臓からインスリンが分泌され、糖を各方面(各細胞)に運ぶ事により血糖値はだんだん下がっていきます。
余談ですが、何らかの原因でインスリンが出ない病気が、そう!糖尿病です。
血管(血液)から各細胞に糖(栄養)が行き届かないから当然痩せるし、血管内は糖だらけ・・・
おまけにおしっこからも糖が出ます。血管内はドロドロで、血管の末端では組織に酸素さえも与えることができず、足の切断や、目の失明なども起きる恐ろしい病気なのです・・
さて、話を戻しましょう!
インスリンの分泌量は、血糖値の上がり具合によって変化します。ドカッと食べたりして血糖値が急激にグンと上がったら、その分、インスリンも多く分泌されることになります。この、糖がたくさんあって“誘導係”が大勢いる状況に体が反応します。どう反応するかというと「糖がたくさんあるから、溜めとこう・・・」こんな反応が起こります。
溜めこまれた糖は脂肪となって、結果的に“太る”というわけ。また、血糖値が急に上がり、インスリンによって急に下がるということは、すぐにお腹が空いてしまうことにもつながり、結果的に間食を摂り過ぎて太るということも考えられます。
この状況を回避するためには、インスリンを過剰に分泌させないこと。つまりは、「血糖値を急激に上げないこと」が、食べても太りにくい状況を作る事がポイントとなるわけです。
では一体、どうすればいいか?ここで登場するのがGI値です。
GI値が高いご飯などは、急激に血糖値が上がります。一方、おそばや、玄米などはGI値が低いので、上がり方も穏やかになります。このことから、インスリンの分泌も少なく、必要な分だけ使用し、体に溜め込まない状態が起こり、結果的には太らない・・という事になります。これを知っているだけでも随分違うと思います。絵に描いてみましたので参考にしてみてください。
ますも誠二