投票率が低い事が長年問題視されています・・・

 

投票率が減り始めたのはいつ頃なのかを調べたところ、1990年代前半の様です・・・・

 

当時、私は23歳でした。衆議院総選挙で57%あった投票率が47%に激減。その頃から、我が国の政治不信が始まったという事なんでしょうね・・・

 

民主党が政権を取り、国民の不信をかい、その後、奪還した与党も国民の不信をかう行動の連鎖・・・

 

確かに国民は政治から離れていくのも理解できます。

 

投票率といえば、当然地方選挙もそうです。前回の市原市議会選挙なんて37%・・・

 

もはや、「政治なんて誰がやろうと一緒。議員なんて最も信じられない人物」というのが市民の本音なのだと思います・・・

 

しかし、この状況に変革を起こさなければ大きな問題も起こり得ます。

つまり、低い投票率で当選してしまった議員に対するマンデート(mandate:負託)の問題です。

要するに本当に市民生活のために良い議論ができるのかという問題です。

 

投票率が40%を切るような選挙率で選ばれた人たちで構成された議会において、そこで決定される政策って果たしてどうなのか・・・・

本来、選挙で選んだ自分達の代表を通して、政治に参加し、そして自分たちの未来を決めるというのこそが代議制民主主義というものです。つまり、多くの市民が選挙に行かない事により、その代議制システムの正当性が大きく揺らいでしまうという事なのです。

投票率30%台となると、まさに代議制民主主義の危機的レベルと言っても過言でないでしょう・・・

 

仮の話です。例えばですが、投票率が低いがゆえに、利益の下に組織されたような悪い団体が、特定の政党や候補にまとまって投票しましょう。その結果、予期せる事が起きた場合、市民の税金の行方が変わることだって有り得るのです・・・

 

このような事態に陥らないためにも、投票率を上げ、民意を反映することは言うまでもないのです。

 

市民から市原市の議会への信用はここ数年で無くなってしまった言わざるを得ません。

しかし、今は無い信頼を改めて積み上げていくのは、とてつもない時間と労力が必要だと思います。

それには、絶対的な「謝罪」と「実践的な行動」だけだと・・・

 

それが今の市原には必要なんだと私は思います・・・

 

ますも誠二