午前7時半すぎ、神奈川県の某小学校の隣にある学童保育所には、20人の子どもの姿があった。子どもたちはスタッフと一緒に運動をしたり、ボール遊びをしたり、本を一心不乱に読む男の子もいた…


隣の机でレゴブロックを出して遊んでいた小学3年の男の子にマイクを向けると「お父さんは仕事場が遠くて、お母さんは病院で働いていて、朝は早いんだ」と言う。「ここではたくさん遊べるから嬉しい。学校に行くより、このまま遊んでいたい!」と話した。

午前8時10分、スタッフが子どもたちに呼びかけた。

「学校に行く時間だよ!」

子どもたちが片付けを始め、手を洗ったり、帽子を探したり。「いってらっしゃい」の声を背に建物の外で列を作った子どもたちは、大きな声で「行ってきます」と言って、学校に向かって歩き出した…


私はこの記事を読んで、「市原にはない…考えもしない」と下を向いてました…


市原からの転出は若年層です。これは本市の最重要課題です。

共働きが主流の現代において、子育てしやすい環境整備なくして課題解決なんてあるわけがない…と思いました…


「市原は子育てしやすい!住みやすい!働きやすい!」これを若者が感じなければ、市原からの転出は抑えきれるはずがないんです…


であれば、どんどん動くべきです。

朝の学童をやるとならば「教師の働き方改革」で教師の力が無理なのであれば、地域と連携して、高齢者に朝の子供の世話をお願いして、そのシステムをつくればいい。制度設計したらいいのです。


高齢者と子供とのコミュニティの場が形成されれば、子供にとっても高齢者にとってもどれほど実りある時間でしょう…


学童の目的とは、共働きやひとり親家庭の児童を、放課後に保護者にかわって保育をすることです。(児童福祉法第6条の3第2項)


この本来の目的をきちんと達成するには、放課後だけではなく、朝も必要ではないでしょうか…


朝やらないのはなぜか、答えは簡単、大変だからです…人材がない。それが答えになるはずです。


一方、朝から学童をやってるところは日本全国ごまんとあります。朝メシまで出すところだってあるんですから。


大変だけど、こんな地道な取り組み市原をやらなければ、子育て世代には選ばれる訳がないです…


市原には、まず先進的な事がない…行政の強い攻めがない。


市原生まれの先進的取り組みが何もない…


これでは人は集まってこないし、人口増は全く見込めないのも頷けます。


まずは県内の自治体にはない市原生まれのとっておきの事業を、皆の知恵を出し合ってつくっていこうではありませんか。 

どうでしょうか!!皆さん


ますも誠二