今朝、八幡宿の駅に立っていると、くしゃみをしながら近づいてくる小学生がいました・・

 

「辛そうだね・・・」と声をかけると・・・

 

「なんでくしゃみって出るの???」

 

うーん・・・・・少し慌てました。

 

「ホコリとか花粉とか体にとって必要がないものを吸い込むと、体はそれにすぐに反応して追い出す事をするんだよ!それがくしゃみや咳だよ。だから、むしろ体が正常に働いている事なんだよ!」

 

と話しました。

 

その子は「なるほど!」と納得してくれました。

 

大人向けに話すと、鼻の中の粘膜は、顔面を走行する三叉(さんさ)神経を通じて、肺の周りの肋間筋や、お腹と胸を隔てる横隔膜などの呼吸を司どる筋肉と連絡しています。

 

花粉などにより、鼻の粘膜が刺激されると、呼吸筋にもその刺激が伝わり、呼吸筋が緊張して、気道から一気に空気を噴出します。これがくしゃみです。 

 

一方、同じようなことがのどや気管支の粘膜で起きた場合に出るのが咳です。 

 

また、咳によって、のどから出された異物や炎症の産物、気管支分泌物、粘液などが混じり合ったものがたんです。

 

日常生活において、何でもないようなことですが、いざ、子供に不意をつかれ聞かれると、戸惑いますね・・・!

 

ますも誠二