30年ぶりに消防職員の救助大会を見ました・・・

 

市原にある千葉県消防学校にて千葉県救助技術指導会(県救助大会)が行われました。

 

会場に入ると懐かしい思いが込み上がり、30年前のあの熱い日に、朝から晩まで、倒れる寸前まで訓練した日を思い出しました・・・

 

この救助大会とは、県内の各消防本部で選び抜かれた救助隊員達が一堂に会し、日頃鍛え抜いた消防救助技術を競い合う大会です。 陸上の部(8種目)、水上の部(今日はやってないかも・・)に分かれて、それぞれの訓練成果を競うのですが、早ければ良いという事ではなく、安全性(きちんとロープを結べているかや、カラビナは確実か等)が保たれている事が何より重要で、その隊員の動作の中で審査員が厳しい減点をつけるのです・・・

 

救助技術における、判断ミスや、操作ミスは、隊員の命だけでなく、要救助者の命も奪います。

だから、審査員のジャッジは厳しいのです。

 

ちなみに私は「ほふく救出」という種目をやっていました。

簡単にいうと、3人1組で、私が空気呼吸器を着装して、長さ8メートルの煙道内を検索し、要救助者を屋外に引っ張り出し、二人で安全地点まで搬送するという競技です。

 

大した成績も残せませんでしたが、あの頃はその競技に青春をかけていましたね・・・

今日も若い隊員の汗が会場を盛り上げていました。

 

ますも誠二