昨日、「よそ者」という話題をブログに書きました。


その事で、多くの方々からご意見を頂きました。全国から6人の地方議員の方々からも貴重なご意見を頂き、改めて勉強になりました。ここに深く感謝申し上げ、御礼申し上げます。ありがとうございました。


一方、今日は、市内の方々から市原市議会議員の資質について痛烈なご批判と、今後の議会のあり方について問われました。


お話を聞く限りでは、市議会自体、住民には既に見放されているように感じました…

非常に寂しくなりました。


「市議会なんていらないのではないか…」「どうせ何にもしないのだから定数を減らせ!」というご意見には、さすがに言葉が出ませんでした…🥲🥲🥲


少し昨日は話の続編になってしまいますが、今押し寄せる大きな負の出来事に対し、考察しなければ当然何も変化は起きません。今こそ、この地方議会から抜本的改革を起こさなければ社会も変わらないと思うのです…


例えば大幅定数削減です。これには私は大賛成です。


その理由は、議員の質の向上に直結する改革だと思うからです。定員削減は議員である以上、誰もが反対します。しかし、その反対の理由は「民意の反映ができなくなる」それだけです。私はそんな事全く思いません。そもそも今の議会は民意を全く反映できていません。

私たち市議会議員は、市が議案として提案してきた新事業に対し、各地域の住民代表として是々非々で審議したり修正を加えるのが本来の仕事です。


しかし、約8年の私の任期の中で、否決した議案なんてありません…

本当にそれは民意と言えるのでしょうか…


勿論、結論的、民主主義的には民意と言えるのでしょう…


しかし、個人的見解としては、もっと議員の資質を上げ、YESならその理由、Noならなおの事その理由を明確に述べる事ができるレベルの議会集団にすべきだと思うのです…あくまでも個人的見解です…


まずは選挙では「公約」で勝負させるべきです。いい加減な公約を掲げれば市民から確実に落とされる厳しい選挙に住民がすべきです。


ある大学の教授のお話ですが、戦後初の衆院選では複数の候補者を選ぶことができる「制限連記制」が採用されたそうです。これは画期的なもので、住民利点としては、熱い候補者、そして個性ある候補者が集まる事が期待できます。当然若手や女性など多様な議員が誕生するはずです。よそ者議員だけになるかもしれません。現実的には制限連記制はあり得ませんが…しかし、それくらい強烈な変化こそが市を変える原動力となると私は思うのです。かつて社会を変えてきた人、日本を変えてきた者とはその時代のルールであったり、その時代の個性あふれる者であり、むしろ愛国変人と言われる人ではなかっただろうか…


増茂誠二