@ザザンシアター こまつ座「きらめく星座」観劇



戦中の日本 軍国主義に染め上げられていく中

浅草でレコード店を営む平凡な家族 そこに下宿する人を中心に その日常が描かれていく


社会が右にならえと統制されていく風潮の中でも

日常の会話は暖かく 笑顔が絶えない 

父 母 兄 妹 その夫 下宿人 それぞれに確かな「思い」があり 時にぶつかり 時に憤りながらも逞しく生きていく


名もない星が星座を形作るように

見知らぬものが繋がって出来た関係

「人間は奇跡そのもの」 という劇中のセリフ

井上さんのセリフはいつも ただの何者でもない一人の人間にとても優しい……


あたたかなだけでは終わらない栗山さんの演出が戦争の残酷さもしっかり感じさせてくれました


とても暖かく 笑いに満ち溢れているからこそ その平和が壊れることを想像させられる瞬間は どうにもいたたまれない気持ちにもなるのでした










PARCO劇場「ラビットホール」観劇




先の「きらめく星座」が  日本人の会話劇ならば ラビットホールは 外国人の会話劇

でも それらに違和感があるわけではなく

そこに流れる時間や気持ちは とてもリアリティーがあって 心に深く染み込むものだった


郊外と思われる高級な家に住む夫婦

8ヶ月前に突如4歳の一人息子を交通事故で失っている  破天荒な妹 お節介な母親 そして 息子の事故の加害者である高校生の男子

なされる会話から少しづつ見えてくる各々の状況や近況 気持ちのすれ違い。。。。


とても繊細に丁寧に描かれる会話は

最愛の息子を失った夫婦のどちらの気持ちも手に取るようにわかり  胸が苦しくなる



絶望の底から 人はどのように再生するのだろう?ここで もし 違う行動をとっていたら 違う方向に進んでいただろう と思わせる様々な瞬間があり それがまさに「ラビットホール」なのだと観劇後に気がついた!!!


オススメです!!!


ニコールキッドマン主演で映画にもなってるんですね。。。知らなかったー!




最近はお芝居観劇が多かったです✋







さて

こちらのスタジオパフォーマンス

15:00残りわずかですが

予約ミスがあったため少しチケットが戻ってきましたー✋

まだご予約承れます😊



予約フォームから↓

https://www.beatnik-studio.com/news2023-4-11-2.html

もしくは出演者に直接お申し込みください😊


着々とリハーサルが進んでいます😊


今回も面白い作品ができそうです♪