眠れない・・・。。。
頭疲れたら寝るかなぁと思って、「ショパンてどんな人だろ~っ」とか考えてたら、ますます眠れなくなっちゃったじゃん
前にショパンを弾いたとき、調べてた事を書いた物体(ノート)が出てきました
懐かし~~~い
参考になるかと思いきや・・・大学生のときに作成されたそのノートは、割と「ショパン好きじゃない」って気持ちがあふれてました
(他の作曲家に比べて、あきらかに勉強のため、まとめましたって感じに見えるノートが哀しいわ)
今は姿が無くとも、昔はもちろん生きてた生身の人間
曲を作った時には、それなりに何か「感情」をもっているはずです
あんまり書くと相当長いので。。。
参考までに・・・私が調べた範囲での27歳までのショパンって人物像を表現するために思い浮かんだ言葉。。。
「まじめ」「純粋」「優秀」「プライド高い」「繊細」「気弱」「熱い」「理想が高い」
などなど。。。他にもたくさぁんあるんですが。。。
ここからおおまかな出来事。長いかも
何でそう思ったかなんとなく想像できるかも
興味のある方はどんな人か想像してみてくださ~い
★★★★★★★★★★★★
6歳。ピアノを始める。
7歳。初めての作曲。
12歳。作曲を習い始める。
16歳。音楽院へ入学。
19歳。音楽院を首席で卒業。
この年に超美声で取り巻きがたくさんいるようなソプラノ歌手に初恋(←告白すらできず実らなかった・・・)
20歳。才能を発揮すべくウィーンへ。
祖国で騒乱がおきるたため、祖国では十分な演奏の機会も与えられなくなって、ウィーンを離れ、
産業革命で安定していたフランスへ行く決意を。。。
※ショパンが生まれてから、それまでのワルシャワは、国の体制は違うにしろ、「誰かが言うことが絶対!」みたいな体制ではなかったけど、事実上はロシアの操り人形状態。ごたごたしている中でも比較的平和な期間。。。
※愛国心の強かったショパンにとっては苦渋の決断。
21歳。ショパンが渡仏してしばらくして、不満を持った民族主義者や自由主義者はロシアに対する不満から、ワルシャワで革命をおこす。これにより、祖国の知人・友人・家族と連絡が途絶える。
22歳~24歳。絶望のふちに立たされいろんなことに葛藤しながらも、なんとか楽しくパリで演奏活動・作曲活動を続ける。
25歳。両親と再会。
このときに、昔ピアノを教えた知り合いの娘「マリア」と再開し恋におちる。
26歳。マリアにプロポーズし、婚約。両親に反対される。
★★★★★★★★★★★★
はいっ
ここまでは大体こんな感じでしょうか
なんか変なこと書いてたら、教えてくださいね
さてさて今弾いてる曲(スケルツォ2番 変ロ短調 作品31)は27歳のときの作品です
ってわけで。。。。
この年の出来事について、さっきまでの長~~~~い文章からどんな人か推測した上で、どんな心情で書かれたものなのか考ます
27歳
●肺結核にかかる。
●マリアと破談。
●女流作家ジョルジュサンド会う。
っていうのが、よく知られているものですね~。
こっからまた長いですよ~~~
★★★★★★★★★★★★
肺結核という病気。
今ではBCG予防接種(はんこ注射!)があるから、免疫力を高めておけば、感染しても、発症しにくくなります。
現在でも苦しんでいる人がいる病気ではありますが、薬の服用(期間は症状にもよりますが、およそ6ヶ月~1年)で治ると言われている病気だそうです。
免疫力を高めておけば、感染しても発症することは防げるといわれています。
睡眠をしっかりとる。栄養バランスのよい食生活。適度に運動。
ただ・・・当時は治療法も解明されてなかった、不治の病
症状は・・・
発熱、咳、痰、息苦しさ、胸の痛み、疲労感、食欲不振、寝汗、体重減少、血痰、喀血など。
そんなのが死ぬまで頻繁に続くって。。。
そのつらさは想像を絶します
演奏家・作曲家というのは、今も昔もきっと不規則な生活だと思う
ショパンはもともと病弱だったうえに不規則な生活。。。
きっと免疫力は低下しますよね。。。
マリアの両親は、
「パリでの昼夜逆転した乱れた不規則なライフスタイルを直すこと」
「肺結核を悪化させないような生活をすること」
と結婚の条件を提示したといわれています。
この条件は、かなりつらいものだったのか、二人は別れてしまいました。
マリアはショパンを、ショパンはマリアを大好きだったし、お互いに必要だった。
マリアは、奥手なショパンが勇気を持って結婚を申し込んだ、ホントウに理想の女性だったんだと思います。
マリアは勇気を出して「あなたについていく!!!」って言うことも出来たかもしれない。。。
ただ。。。時代もあるし、身分が貴族だし。。。「育ちのいいお嬢さん」にはそれは出来なかったのかもしれませんね
別れた後、マリアは、「あなたがそばにいてくれなくて寂しい」と何通もの手紙を送っています。
つらすぎる~~~~~
その悲しみのどん底にいる、まさにその頃・・・とある夫人の夜会に招かれたショパンは、ジョルジュ・サンドと初めて出会います。
ショパンの彼女への第一印象は
「なんて感じの悪い女なのだろう。あれでも本当に女なのだろうか。それすらも疑いたくなる」
という感じ。
男装で、葉巻を手放さない。周囲に何人もの男をはべらせている。
2人の子持ちのバツ一。刺激的なパリの社交界へ身を乗り出し、周囲の男を弄んでそれをネタに小説を書くような女性。。。もちろんまわりの評価は最悪デス。
ま。。。翌年サンドと付き合い始めるんですけどね。。。
★★★★★★★★★★★★
ここまで~
うん。。。
とりあえずどん底・・・
必要としていてもどうしようもできない。。。
手の届かないものになってしまう。。。
精神的にも肉体的にもつらい。。。
死んでしまいたい・・・
って感じで、きっと「葬送行進曲」を作ったんでしょうね。。。
絶望のキーは「B♭minor」???
スケルツォの最初のキーはB♭minorです。
う~~~ん。。。
最初の不気味な音使いの3連符は、恐怖の混じった疑問
そのあとの和音は叫び声
Majorになるとこは希望
弱気な心と強気な心・前向きな心が垣間見える感じ。。。
自問自答な感じもしますね
前向きになったかと思いきや。。。
中間部のAMajorはマリアとの思い出とそれを失った悲しみでいっぱいな感じがする・・・。
そしてまた現実に引き戻されて、考えて考えて希望に向かってる感じ。。。
なぁんて書いてたら長っ!!!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あれっ!???7時30分~!?
いつの間に~~~
2時から書いてたのに。。。
あらびっくり。。。
でもでも・・・なんかうまくいかないフレーズとか、疑問だった間とか、ちょっと納得したかも。。。
ちなみに今日はpianoのレッスン受けてきま~す
昼からなので、さすがにちょっとだけ寝よっと。。。