懐かしいフランスの記憶 | ほっとするからうまくいく✨ほっとするトレーニング小林真純のブログ

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ポジティブになろうとがんばるより、ネガティブを受け入れるほうがラクに人生を好転させていくことができるということに気づき『ほっとするトレーニング』メソッドを発案。このブログでは、そんな人生を好転させる方法について書いています。

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今日は久しぶりのアナウンス講座。

そして、春から続けてきたこの講座も、今日で修了です。

なぜ、アナウンス??と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、私の弱点は『喉』。

今までもゴスペルやハワイアンなど、歌を歌う喜びがある一方で、喉の弱さと向き合わなければならず、泣く泣く断念しなければならないこともたくさんありました。

またヒーリングで受けたダメージを咳で出すことが多いため、『風邪?』と聞かれるのが悩みの種でもありました。


そんな弱点があるにも関わらず、講演など声を使うことが多い仕事に呼ばれることが多く、これはしっかりと向き合っていかなければと思っていた矢先、結婚式の司会をしていただいた方とのご縁で、司会事務所のアナウンス講座を受講することになったのです。

発声法から、原稿を読むときの表現の変化など徹底的に教えていただき、お陰さまで、咳に苦しむ生活とは無縁になり、乾燥で喉を痛めても回復するのがとても早くなりました。

そして何より、未熟な自分と向き合う日々は楽しいことばかりではありませんでしたが、確実に自分のギフトになったと感じています。


今日は、そんな自分へのご褒美に、ずっと行きたかったガレットのお店へ行ってきました♪

お店に足を踏み入れた瞬間、フランス人のギャルソンに『Bonjour!』と笑顔で声をかけられ、あまりの懐かしい空気にフランスにいた頃の記憶が甦ってきました。
中学から六年間、フランスのアルザス地方という、ブドウ畑に囲まれた土地で寮生活をしていた私。

親元から離れて、寂しく心細い自分の心を次第にほぐしてくれたのは、生活を共にする仲間と地元のフランス人の方々との温かい言葉の掛け合いでした。

お店に入ると当たり前のように交わす『Bonjour!』の挨拶と笑顔は、最高のおもてなしです。

久しぶりのフランス語での会話に、忘れかけていた記憶が甦り、不思議とあの頃の自分が顔を出し始めました。

自分の歩いてきた道は細胞のひとつひとつに刻まれ、どんなに時が経っても失われることはないのですね。
楽しかったことも勿論、あの頃の苦しかったこと、辛かったことが実はこんなにも幸せに満ちていたんだという実感が、私を包んでくれました。

一口食べたガレットの甘さに、寂しさに泣きながら食べたあの頃のガレットを思い出し、思わず笑みが零れました。