暖かな日、寒い日が混ざり合い、

でも、確実に、

空気は春になってきたこの時期。

 

何年たっても、毎年思い出すのは、
 
10年前の春。

息子が小学校に入学した春。

未設定
 
10年前の3月31日。
毎日親子で通った保育所とさよならして。
寝て起きて、4月1日、
これから6年通う小学校内にある学童保育へ、
近所のお兄ちゃんお姉ちゃん達と
通い始めました。
 
学童に1週間通って迎えた入学式の日。
学校の空気になれてきた息子は、
式が終わり、教室に入って
自分の名前が書いてある席に座ると、
「ぎったんばったん」と、
シーソー遊び始めましたよ。
 
保護者の皆さんで、
いっぱいの教室でね(^^;)
(元夫が「やめなさい」って注意してたな)
 
 
フェイスブックさんが教えてくれた、
4年前の投稿。
↓ ↓ ↓
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小学校での日々が1か月ほど過ぎた頃。
個人懇談で、初めて、担任の先生と
二人でお話しました。
 
「学校で、お子さんが困っていることはありませんか。」
という質問を事前にいただいてて、数日前に本人に聞いてみたら、
 
ずっと椅子に座り机に向かうのが
つらいねん(>_<)
 
と言うので、
 
当日、そのまんま担任の先生に伝えたら
 
「保育所では、
床に座る時間多かったもんね(笑)。
(そうです、、なんなら、
床にごろごろもしてました(^^;))
 
大丈夫!夏休み前には慣れますから!
 
と言われ、ほんまに夏休み前に慣れました!
 
 
10年経って、学校で椅子に座るのは慣れたが、
自宅の勉強机では、未だに慣れない(^^;)
↓↓
 
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学校に慣れた頃には、
息子はのびのびと、
いろいろやらかすようになりました(^^;)
 
同じクラスの仲良しくん達と、
校庭のみかん黙って取って、
校長先生に叱られたり。
 
放課後、下駄箱にあるクラスみんなの上履きを、
ぜーんぶ入口の雨よけ屋根の上に投げたことも
ありました。
 
やがて、息子の「やらかし」区域は、
学校の外にも広がります。

 
学童からの帰り。
酒屋さんの自販機の下で100円見つけて、
2年生さんがジュース買うてくれたり。
↑↑
たまたま仕事帰りに通りかかったら、
酒屋のおばあちゃんがお盆持ってて、
息子達がコップに入ったジュース飲んでてね。
 
どないしたん、それ⁉︎
 
って聞いたら、全員で嬉しそうに
顛末話してくれました(^^;)
 
「なんや外でたら、
缶ジュース回し飲みしてやるからな。
ちゃんとコップで飲み、言うて、
コップに入れてあげましてん」
と、にこやかに話す
酒屋のおばあちゃん。
 
ほんますんません(>人<;)と、
保護者代表で謝り倒した私(^^;)


私(または元夫かファミリーサポートのおばちゃん)が
必ず送り迎えをしていた保育所とは違い、
小学校は自分で帰ってこなくてはいけません。

これが、息子にとっては、
第一の壁でした^^;
 
学童からの帰り道。
2年生さん達とはぐれた息子は、
帰り道わからなくなって。
 
泣いてたら、通りすがりのご夫婦が、
近所まで連れてきてくれたこともありました。

そんな慣れない不安な私たち親子の新生活は、
今まで交流のなかった方々に、
たくさん支えていただきました。
 
「夕方の散歩のついでやから」って、
息子含めた近所の学童っ子達を、
ほぼ毎日家の前まで送ってくれた
おばあちゃん。
 
毎朝、集団登校の集合場所の公園で、
子どもらが集まって出発するまで
一緒に居てくれたおじいちゃん。
 
↑そうです。
私と息子が住んでた町は、
めちゃめちゃ元気な高齢者の方
多かったのです(^^)

「行ってらっしゃい。気ぃつけてな」
「おかえり」

って、たくさん声をかえていただきました。


もうひとつ。私たち親子の不安。
(主に私、、)

保育所は午後7時まで預かってくれたけど、
学童保育は夕方5時まで
(10年前の大阪府豊中市)。

当時の私は、大学内の研究施設で秘書のお仕事していて、
4月は年度末業務祭りで超多忙。
(私が働いていた大学の年度末業務は
12月から始まり、GWに終わるのです^^;)
5時に家にいるなんてことは、
ほぼできませんでした。

「1年生さんたちは、4月は給食なしで、
午前中にみんなで帰ります」

と、小学校での入学説明会で言われ、

いやいや、、そんなん無理ですやん!!

と思っていた私は、
その後の学童保育の個別説明会で

「お母さん、大丈夫です!
4月1日から来てください^^
給食ない日は、お弁当持ってきてください。」

「お弁当もね、作られへんのんやったら、
菓子パン2つとかでもいいからね。
コンビニ弁当でもええんよ。
とりあえず、

食べるもん持ってきてくれたらええから!」

という学童の先生たちの言葉に
めちゃめちゃほっとしたのを覚えてます(笑)。

余談。
このお言葉をかけられた保護者は、
私だけではなかったようで。
「そうめんとめんつゆ」
「ごはん、カレー、ごはん」
を詰めたお弁当、
コンビニ弁当やドーナツなど、
息子の通ってた頃は、
楽しいお弁当の子たち続出でした(笑)。


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学校の先生、
学童の先生。

同じ町に暮らす、
おばあちゃん、おじいちゃんたち。

1年生になった息子と、
そして私は、不安も心にもっていたけど、

まわりのひとたちにたくさん

「大丈夫、大丈夫」

「かまへんよ」


という言葉をかけていただき、

あ、大丈夫やん

って、不安は安心にかわっていきました。

新しい生活が日常になった頃には、
クラスや学童のなかよし君たち、
息子のサッカーチーム仲間と、
彼らのお母さん、お父さんたち、
さらには、
サッカーのコーチのおっちゃん達。
 
たくさんのひとたちに
息子と私は、
いっぱいお世話になって、
 
大丈夫、大丈夫。
 
かまへんよ。
 
という言葉をかけていただいたのです。

大丈夫、大丈夫。

かまへん、かまへん。


その2つの言葉と、
そう言うてくれた人たちに、
息子と私は「初めての1年生」と、
卒業するまでの6年間、
いっぱい、いっぱい、
助けてもらったのです。

そして私たち親子は、
たくさん、たくさん、
成長させてもらいました。

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去年の3月。無事(そして奇跡がおこり)
希望校に合格できたので、北野天満宮さんにお礼参り。

 
もうすぐ4月。

あの時の息子と私のように、
新しい生活が始まり、

やっていけるんやろうか。

大丈夫なんやろか。

って、先がよく見えなくて、
不安になっておられる方も
いるかもしれません。

でもね。

大丈夫、大丈夫^^

こまったときは、
たくさん支えてもらってくださいね^^

かまへん、かまへん^^

って言うてもらえますよ(たぶん(笑))。

そして、今の私は、

新しい生活が始まる前の今、
不安になっておられる方がいたら、

大丈夫、大丈夫^^

って言葉を伝えたいなって思います。

そして、不安だった方が、
「あ、大丈夫なんだ♪♪」って、
ちょっとでも安心してもらえたらいいなって
思います。

1度きりの初めての1年生。

ずっとずっと、親も子も心に残る1年生。

いっぱい味わってくださいね^^

おまけ♪♪

小学校卒業のとき。

さようなら6年間 | ますみ食堂*わたなべますみ(渡邊真澄)
https://ameblo.jp/masumi1007/entry-11795460230.html


引っ越し先の横浜で、中学に入学した息子は、、、

子どもが新しい環境に慣れるコツ⁈ | ますみ食堂*わたなべますみ(渡邊真澄)
https://ameblo.jp/masumi1007/entry-11826740946.html
 

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【ますみ食堂メニュー】

・ますみ食堂 第三木曜日「たこやき」または「カレー」の日

<春から新メニュー始めます>
こちら、ただいま日々準備しております♪♪
楽しいおいしいメニューになるので、
お楽しみにお待ちくださいね。

・ますみ食堂 わがまま貸切プラン

・ますみ食堂 お料理教室



【3月の予定】

・ますみ食堂「第三木曜日」
※3月15日(木)
3月は「おしりぱん」で有名な「あやぱん」の橋本絢ちゃんと
カレーパンをつくります。
あやぱんのパン生地で、私がつくったカレーを包んでつくる
カレーパン!!
バスマティライスと食べるカレーもご用意します。
残席1名さま。

※3月21日(春分の日)
3月は特別に2回開催。
この日は「たこやき」。
定員4名さまです。
残りあと2名さまです。


【うまうまキャンドル】
ランチ付キャンドルつくり教室は、
随時開催リクエスト受付中です。

キャンドル販売のお知らせもさせていただきます。

以上のお問合せ、ご質問、
開催リクエストにつきましては、
watanabe.masumi0104@gmail.com
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