#77 スピリチュアル的な解釈を求めてしまう、ということ | 魂の点灯屋(ランプライター)ますみの自由帳

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そうすることで、必要としている人のところに届き、役に立てれば幸いです。

こんにちは!ますみです。

 

何か、ふいに起こった出来事に対して、人は様々な反応を示します。

 

今日は、その中でも「何かメッセージが込められてるんじゃないか?」とつい探してしまうことについて書こうと思います。

 

 

 

『自分に起こってくることは全て必然』

 

という言葉をよく聞くと思います。

 

 

その言葉から、「遭遇する出来事には自分への意味があって起こってるんだ!」と、あちこちに意味や解釈を求めてしまう方が多かったりします。

 

 

しかし、

 

こういう探してしまう姿勢でいると、実は結構拗らせてしまいがち。

 

 

確かに、全て必然で起こっています。

けど、実は認識しなくてもいい理由だった、なんてこともたくさんあります。

 

 

例えば…

 

以前、「天使さんからのメッセージってこういうふうに届くよ」って記事を書きました。

 

そこで、「高次元からのメッセージは、人を無意識に行動させることで届けている」というような仕組みを書いています。

 

つまり、自分へメッセージが届くために、誰か他人が行動してくれているわけですね。

 

その逆も、当然あり得るわけです。

 

 

無闇やたらに他人のために動かされている、なんて身も蓋もないことを言いたい訳ではありません。

 

自分が取った無意識の行動が、誰かのメッセージになっていた、なんてことはよくあるということです。

 

 

自分の実例として記事にも書いた「Tシャツの英文で、行こうとしてるカフェの臨時休業を知らせてくれた」という話がまさにソレ。

 

その人が無意識に選んで着たTシャツが、私へのメッセージになっていたということです。

 

その方が「このTシャツを今日選んだことに何か意味があるのか?」と考えたところで、特に意味はないということになります。

 

それが、自分にも当てはまる時があるよ、というわけです。

 

 

例えが例えなので、当たり前じゃん!って感じるかもしれませんが…

 

あちこちに、自分へのスピリチュアル的な意味があると思って探してしまう方は、こういうことでもをつい意味を求めてしまってるんですね。

 

 

この世界は、いろんな糸が織り込まれたタペストリーみたいなもの。

 

いろんな人のアレコレが互いに影響し合い、それぞれにとって必要なことが、完璧なタイミングで起こるよう、常に変化しながら、瞬間瞬間完璧さを保って形成されています。

 

なので、自分にとって理由を認識しておかなくてもいい出来事も山ほどあります。

 

 

 

これも適切な例になってるかはわかりませんが・・・

 

 

なんとなくコーヒーが飲みたいと思って、外に出かけてみた。

行こうと思っていた馴染みのところが休みだったので、近くにあったまだ行ったことがなかったカフェに行ってみた。

すると、店主の方とたまたま話が合い、コーヒーも美味しくて、いい時間を過ごせた。

 

 

…なんてことがあったとします。

 

 

ここでスピリチュアル的な意味を求めすぎてしてしまうと、

 

「きっとあの人に出会うことが必要なことだったんだ!!」

「あのお店とご縁ができたことは、今後自分に活きることなのかもしれない!」

 

みたいに思えてきて、やたらと通うようになったりするかもしれません。

 

 

それだけならきっと変な影響は出ないかもしれませんが、スピリチュアル的な意味を求めて、解釈をしてしまう方のほとんどは、その解釈に期待を込めてしまうという一面もあります。

 

なので、「やたら通う」という行動には、何かしら期待が込められているので、その期待が叶えられなかった時にガッカリしてしまうかもしれません。

 

そのガッカリで、もうお店に行かなくなってしまったりするかもしれません。

 

 

もしかしたら、この出来事、

 

お店の方にとって何か必要なことが起こるために、あなたが向かわされたという可能性は十分にあります。

 

そして、あなた自身が常々「もっと居心地のいいカフェに巡り合わないかな」とどこかで望んでいたのが現実化した、という可能性もあります。

 

その結果、「お互いにとって必要なことがマッチするから引き合わせよう」と宇宙が働きかけて、その出来事が起こった・・・、となるわけです。

 

 

このことから、そのカフェに行ったこと、そこで起こったこと自体に特別意味がある訳ではない、というのはお分かりいただけるかと思います。

 

しかも、この場合、期待とガッカリによって、せっかく引き寄せた居心地のいいカフェに行かなくなってしまうという、「受取拒否」に繋がってしまっているということにも気づいていただけるかと思います。

 

 

スピリチュアル的な意味をついつい求めてしまう方は、同時に期待もしてしまっています。

 

もしくは、「ちゃんと受け取らなければいけない」という恐れが強い、という方もいらっしゃいます。

 

 

ただ、そうではない出来事、特に人が認識しなくてもいい宇宙の計らいというものはたくさんある、ということを知っておいてください。

 

 

そして、期待や恐れから解釈しようとしているということは、その時点で「自分の頭で解釈を作り上げている」ということにも気づいてください。

 

 

「これはどういう意味だろう?」という思考になった瞬間、意味を「考え始めて」います。

 

高次元からのメッセージは、そういう状態になってしまうと受け取れません。

 

直感を使って、もっとダイレクトに受け取るものです。

 

 

思考は直線的なので、「これが理由だ!」とたどり着いたものの起点になっている考えが必ずあります。

 

なので、「これが理由だ」と思ったものを逆に辿ってみると、スタート地点になる考えに気づけたら、それはあなたの思考が生み出した理由ということになります。

 

 

直感はもっと直接的で、「こうなってこうなってこう考えられるから…」みたいな余計なものはありません。

 

しかも、自分の頭では到底考えられないようなものだったりします。

 

なんか根拠や理由はないけど分かる、信じられる…というようなものです。

 

雷に打たれた、みたいな表現ができるものも、まさにそうですね。

 

それが、思考と直感の違いです。

 

 

これは慣れによるところも大きいので、「頭で考えない時間」を意識的に作っていくと、少しずつ直感を受け取れるようになっていきます。

 

瞑想とか苦手…という場合は、散歩など動くことで瞑想状態に入るというやり方もあるので、色々検索して試してみるといいと思います。

 

 

 

さて、

 

今回は、理由を求めすぎない方がいいよということと、思考と直感の違いについてお話しました。

 

何か参考になったら嬉しいです花

 

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