『水槽の中のお魚さん』というたとえ話

 

もしかしたら、心理学に興味のある方は

ご存知かもしれませんね。

 

 

水槽の中にお魚さんが2匹泳いでいます。
自由に泳いで、決まった時間にエサを貰っています。

 

 

あるとき、飼い主さんが水槽の中に透明の板を入れて水槽をふたつに区切りました。

片方のお魚さんは、今まで通りにエサを貰って

食べることができるのですが、

もう一匹のお魚さんにはエサが与えられません。

 

 

エサが食べられないお魚さんは、

必死にエサに食いつこうとするのですが、

いつも透明の板にぶつかってしまい

エサを食べることができません。

 

 

しばらくすると、このお魚さんは

自分の空間にエサがまかれても、

食べることをしなくなってしまいます。


どうせ自分はエサを食べられないんだ…。

お魚さんは諦めてしまいました。

 

 

 

ところが、ある日このお魚さんは

もう一度エサを食べられるようになります。

 

 

一体何があったのでしょう?

 

 

エサを食べられなくなってしまった

お魚さんの空間に、新しいお魚さんが

やってきました。

 

 

新しいお魚さんは何も知りません。

上からエサが降ってきたら、

戸惑うことなく「パクっ」と食べます。

 

 

前から水槽にいるお魚さんは、

新しいお魚さんの姿を見て

 

「自分もエサを食べられるんだ」と
気づいたのです。




無力感で諦めてしまっていたところに、

自分と同じような立場の存在があとからきて、

成功している姿を見ること。


「あの人ができるなら、自分にもできるかも」

 

 

と思えることを、心理学の言葉では

「代理体験」「モデリング」と言います。

 

 

無力感を打ち破るには、

他人が成功している姿を見て学ぶことが

とても大事なのです❤

 

 

第三者の中に、自分への信頼を取り戻すきっかけが

あるんですね。

 

 

憧れの人の姿を目標にすることや

仲間の成功を心から喜んで応援することで

 

私達は、第三者の成功を

自分へのエネルギーにすることができるんですよ。

 

 

 

「どうせ私なんて」の気持ちを救うための方法は

他にもあります。

 

その話はまた改めてしますね。

 


 

 

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【プロフィール】

後藤 明珠(ごとう みょうじゅ)

元精神科心理士。
一般社団法人 全国仏教カウンセリング協会 仏教カウンセラー
メンタルヘルス・マネジメント2種

NLP、箱庭療法、俳句療法などを学ぶ。
29歳で退職後、カウンセリングルームを開設。
伝統霊氣、現代レイキのティーチャーとして活動。

以後、パラレルワーカーとして働きながら、古神道、祝女修行、密教行者を経て稲荷行者(オダイ)となる。

不可思議な力に依存することなく、
自分の頭で考えて人生を切り開く(自灯明)力を育てる霊性エンハンスコーチとして活動中。