常(かわらぬもの)があり、
楽(思い通りになる楽)があり、
我(変わらない本質)があり、
浄(穢れのないきよらかなもの)がある
この妄想こそが、私たちが心を思い悩ませる
頭痛のタネなのです。
子どもはいつまでも
赤ちゃんのままではいませんし、
買ってきたばかりの新品の靴も、
履いていればボロボロになります。
お互いを大切に思って結婚した男女も、
月日の経過とともに、相手がいてくれること、
何かしてくれることが当たり前になってしまい
感謝の気持ちが薄れてきたりします。
だからこそ、私たちはどうするべきなのでしょう。
嘆いてばかり?
常に新しいものを
常に自分に刺激を与えてくれるものを
常に自分を心地良く甘やかしてくれるものを
貪欲に求め続けていけば良いのでしょうか?
そうではないですよね。
変わらないものはひとつとしてなく、
全てのものが常に変化していくことを理解する。
(理解しようとする気持ちを持ち続ける… の方がいいのかな…)
すべてはここからのように思います。