フランスでの生活では、
まず日本の水道水との違いに驚かされます。
フランスの水道水、そして殆どの市販の
ミネラルウォーターも硬水です。
ですので台所や洗面所にも、
ほんとにビックリするぐらい
水アカが白く付いてしまいます！
フランス生活の当初は、石灰石の多い水を日々
使い続けて大丈夫なの？と
心配になったぐらいです。
でもフランスの水の性質を知れば
関わり方、使い方にも安心して
感謝で過ごせますよ〜
まずフランスの硬水の
利点5つと欠点を4つ
その解決策を上げていきます。
フランスの水道水は基本的に
飲料にして大丈夫です。
ただ硬水でマグネシウムが多いため、
慣れてないとお腹がゆるくなってしまいます。
雑菌があってお腹がゆるくなるのではないのでご安心ください
フランスに住んでいる私の親戚の子供たちも
水道水を「美味しいよ！」といって飲みます。
こちらは田舎なので、
水は良いのかもしれませんが。。
因みにわたしも水で
お腹をこわしたことはないです〜
お腹の弱い方は、レストランで出てくる
ビンに入ってくる水 carafe de l’eau は
水道水なので気をつけてください。
また南フランスの村には、
きれいな湧き水がでてくる場所がありますが、
飲んではいけません。EAU NON POTABLE
と書かれていますので、
こちらもご注意ください☆
フランスの水の利点
① ミネラルが多いので、便秘によい
但しお腹が弱い人は注意してください。
②動脈硬化 血液さらさら効果あり
またHEPARというメーカーがあるのですが、
この水がかなり濃縮で飲みにくいですが、
夫のお母さんは、お医者さんから
勧められて飲んでいました。
③フランスの煮物料理では、
アクをとってくれて美味しくなる
④パスタを湯がいたり、パエリア料理の時は、
べとつかすコシがある仕上がりになる。
⑤フランスの水と土地とが関係して、
ミネラルが多いため野菜の味が濃厚で美味しい
日本の菊菜
フランスで育てたものを
マルシェで売っていたので買った時
あまりの濃厚な菊菜で
感激したことがあります
フランスの水の欠点
①水道水を使った後に、
水アカ、カルキ後がのこる
★対策★
お酢を使って掃除すると
キレイに水アカを落とせます。
市販の水アカ用の洗剤も使いましたが、
お酢で充分に効果があります。
vinaigre d’alcool (vinegar blancも同じです)
お店で2ユーロほどで安く手に入ります
掃除専用だどユーカリの香りのお酢もあります。
↑ ネットで検索したらかなり激安です
まず水道の蛇口、シンク、トイレなど
気になるところに お酢:水 1:1の割合のものを
スプレーして10分したら洗い流すだけ。
汚れが強い時は、原液のままでも大丈夫です。
但し大理石の場合は、傷つけるとのこと。
またケトル、コーヒーメーカーにも
白いカルキが出てきたら、
お酢を数量(おチョコに１杯ほど)入れて、
お湯を沸かしたら
こすらなくてもスルリと消えてしまいます。
あとはキレイに洗い流すだけ、
コーヒーメーカーはも再度
お水をいれて沸かして洗い流したら終了です。
また排水溝が詰まったときは、
重曹 Bicarbonate de soudeを
小さなコップ一杯ぐらいかけて250mlのお酢を
ゆっくりかけていくと泡がでてきます。
10分放置したあとは、キレイに流すだけ。
お酢の臭いは、乾燥したらなくなるので大丈夫です。
またフランスの家庭(夫の実家にもありました)には
eau de Javel など漂白系の洗剤も
あるかとおもいますが、
お酢と混ぜるとガスが出て危険ですので
注意してください
②シャワーのあとに、
肌、髪の乾燥、バサバサ感がある
★対策★
こちらも、お酢を少しお湯に
混ぜてリンスすれば柔らかくなります。
またフランス人はシャンプーは毎日しないので
気候的にも湿気もすくなく髪も
パサつくことなく理にかなっているようです。
また顔を水で洗わない女性も多いです。
顔を拭き取り専用水を使って拭き取ります。
因みにフランスでは化粧水は基本ないです。
この点でいろいろ苦労もしてきましたので、
またの機会に詳しく取り上げていきますね〜
③石鹸の泡立ちが悪い
★対策★
日本から持ってきたシャンプーなどは
泡立ちが良くないので、旅行など来られる時は、
現地で購入されるとよいです。
品質にこだわるのでしたら
薬局が安心でお勧めです。
洗濯時に、少しお酢を入れると
汚れも落ちやすいです。
お酢の匂いは乾いたら消えます。
④赤ちゃんの胃腸にはよくない。
★対策★
妊婦さんや赤ちゃんのために売られている
お水もあります。息子が赤ちゃんの時
14年前にもあったメーカーMont Roucousで、
信頼できるかと思います。
まとめ
